Appleは10月31日に新製品発表イベントを開催する予定です。このイベントで発表されそうな製品について、Apple専門メディア「MacRumors」が中国の規制データベースからリストを発見しています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:MacRumors ,Weibo ,Bloomberg
「MacRumors」は、Appleのサプライヤー2社が、一部Apple製品のバッテリーを、中国の規制データベースに再提出していることを発見したとのこと。
このリストには、14インチ「MacBook Pro」、16インチ「MacBook Pro」、「Magic Keyboard」、「iPad mini」が含まれています。これらのバッテリーは2021年以前にすでにデータベースに申請されており、先週、2023年10月の発行日付で再提出されました。
同メディアは、このバッテリーの再提出は「新製品のヒントになりうる」と指摘しています。
Resubmitted battery filings can hint at new products. Just ahead of the Apple Watch Series 9 being unveiled, for example, MacRumors discovered that Apple Watch Series 8 batteries were resubmitted to the same regulatory database. Ultimately, the Series 8 batteries ended up being reused in the Series 9 models.
— 引用:MacRumors
訳:バッテリーの再提出は、新製品のヒントになり得る。例えば、Apple Watch Series 9が発表される直前、MacRumorsは Apple Watch Series 8のバッテリーが同じ規制データベースに再提出されていることを発見した。結局、Series 8のバッテリーはSeries 9のモデルで再利用されることになった。
新たな提出書類には、当初の提出書類と同じバッテリー容量が記載されており、これらのApple新製品にバッテリー容量の変更がないことを示唆しています。ただし、新しいチップの搭載により電力効率を改善していれば、バッテリー寿命が長くなる可能性はあります。
経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、M3 ProとM3 Maxチップを搭載した14インチと16インチ「MacBook Pro」モデルの登場に期待しており、これは今回の情報と一致します。ガーマン氏はまた、24インチ「iMac」がM3チップにアップデートされ、Mac用アクセサリーの「Magic Keyboard」「Magic Mouse」がUSB-Cポートに切り替わると予想していました。
興味深いのは、第6世代「iPad mini」のバッテリーが再提出されたことで、これは第7世代「iPad mini」の登場を示唆している可能性があります。ガーマン氏は先週、Appleは2024年まで新型iPadを発表する予定はないと報じており、著名アナリストのミンチー・クオ氏も先月「年内に新型iPadが発表される可能性は低い」と述べていました。
Appleは2021年9月のイベントで第6世代「iPad mini」を発表しました。中国Weibo経由の情報によれば、第7世代「iPad mini」はA16 Bionicチップと改良されたフロントカメラを搭載し、いわゆる「ゼリースクロール」の問題を軽減する改良が施される可能性が高いとされています。
また先日には、いくつかのiPadモデルがまもなく発表されるという噂も登場しましたが、予想に反してUSB-Cポートを搭載したApple Pencilが登場したのみでした。AppleによるとこのApple Pencilは11月上旬に発売される予定で、明日のイベントで発表される新製品と同時期に発売される可能性があります。
今回の申請は、31日に新しい「iPad mini」などが発表されることを保証するものではなく、バッテリー再提出がなかった製品が登場しないというわけではありません。iMacの場合はバッテリーではなく電源で駆動するため、今回のリストには乗っていなかったと考えられます。
Appleイベントは、日本時間で10月31日の午前9時から開催される予定です。
オリジナルサイトで読む : AppBank
Appleイベント:10月31日発表の〝新製品リスト〟がリークされる