【悲報】K‐POPが好きで韓国に留学した外国人、韓国社会に絶望と後悔・・・

1: 通りすがりのコメンテータ

2023年10月23日、韓国・聯合ニュースは「コロナ禍以降、韓国の大学に留学に来る外国人の数は再び増加しているが、少なくない留学生が言葉の壁に苦しんでいる」と伝えた。

韓国の教育部は今年8月、韓国の大学の競争力強化と学齢人口減少の解決を目指し、27年までに外国人留学生の数を現在の約2倍、30万人まで増やすという「留学生教育競争力引き上げ案(Study Korea 300K Project)」を発表した。しかし、外国人留学生のサポートプログラムは依然として不足しているとの指摘が現場から出ているという。記事は「留学生が韓国での生活に適応し学業にも無理なく取り組めるよう、韓国語教育、メンタリング、交流プログラムなどを充実させる必要がある」と指摘している。

ソウル市内の大学に在籍中の外国人留学生に話を聞くと、「韓国人の友達が欲しいが、言葉の問題でうまくいかない」「外国人学生同士で交流しがち」といった声が多い。韓国のアイドルグループ、EXOが好きで韓国文化に興味を持ち留学しに来たという中国人留学生は「入学前に語学堂で韓国語を学んだが、クラスには中国人ばかりで会話の練習もままならなかった。授業方法を見直してほしい」と話している。

韓国語力不足は日常的な交流だけでなく学業にもマイナスの影響を及ぼしている。ソウル大学多様性委員会が18年に外国人学位課程生(学部生、大学院生)432人を対象にアンケート調査を行なった結果、「全く理解できない」が24.3%、「理解できない部分が多い」が22.9%で、半数近くの47.2%が韓国語で進められる専攻の授業の理解に苦労していることが分かった。ソウル大学に留学中のオーストリア人学生は、「入学前に3年間、韓国語を学んだが、韓国語での講義は難しいため、できるだけ英語の講義を取るようにしている」と話している。しかし、希望する内容の英語での講義を探すのが大変だという声は多い。

韓国人学生と大学側も同様に、彼らとのコミュニケーションに苦労している。ある学生は「留学生とペアを組んで課題に取り組んだ時は意思の疎通が大きな問題になった」と話し、留学生には韓国語の講義を必修とするなど言語教育が必要ではないかと指摘している。

韓国教育開発院(KEDI)によると、韓国の高等教育機関に在籍する外国人留学生(交換留学含む)は、統計を始めた13年には1万2314人にとどまっていたが、19年には16万165人まで増えている。コロナ禍を経て20年は15万3695人、21年は15万2281人と減少したが、昨年は16万6892人まで持ち直した。

ソウル大学は05年から交換留学生と韓国人学生の交流、交換留学生の生活適応支援プログラムを運営しているが、外国人学位課程生は対象外としている。成均館大学もかねてから交換留学生の支援は行なっているが、外国人学位課程生のためのプログラムは昨年立ち上げられたばかりだという。成均館大学関係者は「外国人留学生向けに学問目的の韓国語への適応を目的とした講義と、留学生への指導はどう行なうべきかという教授対象の講義も開設すべきだ」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国語ができないのに留学しに来るというのが理解不能なんだが」「もてなしてもらいたくて韓国に来たのか?」「K-POPばかり見て韓国に来て、言葉の壁が、とか言われても…」「あらかじめその国の言語を学んでから留学しに来るとか、実際に来てからしっかり努力するとかすればいいだけ」「語学堂に2年通っても韓国語が流ちょうでないなら頑張りが足らなかったんだろう」「友達まで国や学校に作ってくれと言うのか」など、厳しい声が多数寄せられている。

一方で、「基本的な韓国語を学んでから来ても、韓国人は情緒的に初めて見る外国人と親しくしようとしない。韓国語が流ちょうでなければなかなか周囲に溶け込めないだろう。留学生向けの韓国語講義を必修に、というのはいい案じゃないかな」「韓国人は10年以上英語を勉強してるのに、10分以上フリートークもできないな」「大丈夫。韓国人も友達がいないから」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b922537-s39-c30-d0195.html

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