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アメリカ・ロサンゼルスで、民泊仲介サービスAirbnbのゲストが6カ月間の賃貸契約が終了した物件からの退去を拒否し、520日たったいまも、超過分の支払いをせずに滞在を続けている。
物件を貸したオーナーとゲストがお互いを訴える事態に発展。ロサンゼルスの裁判所が「ゲストを立ち退かせることはできない」という判決を出したと、CBSニュースなどが報じている。
CBSニュースによると、オーナーは6月に起こした訴訟のなかで、ゲストの女性が2021年9月13日から2022年3月19日の期間で、Airbnb経由で物件を借りたと主張。オーナーは追加で数週間程度、ゲストが次の住居を見つけられるよう、無償でレンタル期間を延長したと訴えている。
2022年4月12日以降の延長には合意しなかったという。
ゲストに対して1泊105ドル(約1万5600円)を請求しており、訴訟を起こした2023年6月までの408日間の延泊分は、計4万2840ドル(約636万7300円)にのぼると話している。
Los Angels magazineによると、ゲストの女性は今年9月に起こした反訴で「住居が占有証明書を取得していなかったことから、家賃として請求できる上限は0ドル」などと主張し、支払った短期レンタルの賃料の返金を要求。さらに退去・引越しのため、オーナー側に10万ドル(約1485万8000円)を支払うよう求めている。女性はいまも物件に住み続けているという。
Los Angels magazineは、この女性は以前にレンタルしたオークランドの物件でも、賃料の支払いを拒否した上、契約期間が終わった後に住み続けていたと伝えている。
ロサンゼルスの物件のオーナーはABC7 Los Angelesの取材に「このような悪夢のなかに生きること、市や警察に守られていると感じないことは、最悪な気分だ。こんなことは誰にも経験してほしくない」と打ち明けた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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