日本時間の3日に行われたロイヤルズとの一戦に、レッドソックスの吉田正尚選手が6番レフトで先発出場しました。シーズンも終盤に差し掛かり、ますます激化するワイルドカード争いのためにもこの一戦は絶対に落としたくないレッドソックス。そんな大事な一戦で、吉田選手がチームを勢い付ける14号ホームラン! 豪快なホームランと共に、吉田選手が見せた全力プレーも話題になっているので紹介します。
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目次
- 1. 13試合ぶりの一打は豪快な先制3ラン!
- 1.1. 吉田選手の全力プレーぶりが話題に
- 1.2. 8月の不調を振り払う1発となるか
- 2. 気になる試合結果は?
- 3. 日本人選手メジャー1年目のホームラン数で歴代5位に
- 3.1. 一時は吉田選手がトップに! 気になる首位打者争いの行方は?
- 3.2. 吉田選手の今シーズン成績速報!
- 4. メジャーリーグ1年目から躍動する吉田選手に大注目!!
13試合ぶりの一打は豪快な先制3ラン!
ロイヤルズとの一戦で先発出場した吉田選手は、4回の第2打席でチームの先制点となる3ランホームランを放ちました。13試合ぶりとなった吉田選手のホームランは、熾烈なワイルドカード争いを繰り広げるチームに勢いをつける右中間への一発! ロイヤルズのグリンキー投手が投げたインコース低めの球を綺麗にすくい上げた打球は、マッチョマンの愛称で知られる吉田選手らしいホームランでした。
1打席目でもヒットを放った吉田選手は、マルチ安打でチームに貢献しています。
吉田選手の全力プレーぶりが話題に
豪快な一打を放った吉田選手ですが、そのとき見せた全力プレーがファンの間で話題になっています。右中間へのホームランとなった打球ですが、打った本人である吉田選手はホームランということに気づかず3塁まで全力疾走したのです! 3塁到達後もまだホームランと気づいていない様子の吉田選手は、ベース上で停止。そこでようやく周りからのジェスチャーに気付き、ホームランであることを認識しました。いつでも全力プレーの吉田選手さすがですね! 試合後に吉田選手は「打球を見てなくて分からなかった」と笑顔でコメントしていました。
吉田選手の全力プレーを見たファンからは、多くの賞賛の声があがっています。
8月の不調を振り払う1発となるか
吉田選手の今季14号となった1発は、9月に入って1本目のホームランです。シーズン序盤は好調をキープし続けてきた吉田選手ですが、8月は不調に陥っており、なかなか思うような活躍は見せられませんでした。8月の成績は渡米後最低の月間打率.261、HR1本。今季からメジャーリーグに挑戦し、前半戦で予想以上の活躍を見せてきただけに、8月の結果は非常に悔やまれます。
シーズンも終盤に入り、疲れも見えてくる頃ですが、この1発を機に吉田選手の調子が上がることを期待したいですね!
気になる試合結果は?
吉田選手が3ランホームランを含むマルチ安打を放ったロイヤルズとの試合は、レッドソックスが7-3で見事に勝利しています。4回に吉田選手の先制弾でリードしたレッドソックスは、6回にデュバルのホームラン、7回にヒットと相手のエラー、9回にディバースのヒットでそれぞれ追加点をあげました。主軸に当たりが出て快勝を収めたレッドソックス。
現在5位につけるワイルドカード争いのためにも負けられない大事な試合が続きます。吉田選手の活躍に期待です!
日本人選手メジャー1年目のホームラン数で歴代5位に
ロイヤルズとの一戦で今季14号のホームランを打った吉田選手は、日本人選手がメジャー1年目に打ったホームラン数で2022年の鈴木選手と並び歴代5位にランクインしました! まだ試合数も残っているので、吉田選手はまだまだ記録を更新していきそうですね。ちなみに5位以上のランキングは以下のようになっています。
1位 大谷翔平(2018年 22本)
2位 城島健司(2006年 18本)
3位 松井秀喜(2003年 16本)
4位 井口資仁(2005年 15本)
5位 吉田正尚(2023年 14本)
5位 鈴木誠也(2022年 14本)
※9月3日時点
一時は吉田選手がトップに! 気になる首位打者争いの行方は?
シーズン前半で一時はア・リーグの首位打者にも立っていた吉田選手ですが、8月の不調の影響もあり、現在首位打者争いから外れています。日本人がMLBで首位打者となれば、2004年のイチローさんに続いて2人目の偉業なだけに、吉田選手にはここから巻き返してほしいところです! では、そんな現在のア・リーグ首位打者争いはどうなっているのでしょうか?
1位 シーガー(レンジャーズ .343)
2位 ディアス(レイズ .322)
3位 ビシェット(ブルージェイズ .314)
4位 大谷翔平(エンジェルス .304)
5位 吉田正尚(レッドソックス .294)
実は3割を上回っているのは打者は4人しかおらず、まだまだチャンスはありそうです!にしても大谷選手恐ろしいですね……
吉田選手の今シーズン成績速報!
メジャーリーグ挑戦1年目から大活躍を見せている吉田選手ですが、現在までのシーズン成績はどうなっているのでしょうか?ここまでのシーズン成績を紹介します。
打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
.294(514-139) | 14 | 68 | .348 | .812 |
一度波に乗ると止まらない吉田選手! ワイルドカード獲得のためにもチームへ貢献して、どんどん成績もあがっていくはずです。
メジャーリーグ1年目から躍動する吉田選手に大注目!!
WBCで4番打者として日本を優勝に導いた吉田正尚選手。かなり警戒されて臨んだMLB1年目のシーズンですが、ここまで期待を超える活躍を見せています! より一層相手投手からの攻めも厳しくなり、8月は不調に苦しみましたが、復調を印象付ける14号ホームランを放ち、まだまだやれるぞと言わんばかりの全力疾走を見せました。シーズンも終盤に差し掛かり、個人成績と共にチームの順位も非常に重要になってきています。
勝負所にめっぽう強いことをこれまで証明し続けてきた吉田選手
だからこそ、ここからのアツい戦いでより一層活躍すること間違いなし! ぜひ首位打者獲得して、チームをワイルドカード獲得に導いて欲しいです。
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【MLB】ホームランと気付かず全力疾走!吉田正尚選手が14号HR