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助手席に巨大牛。屋根をぶち抜く「同乗者」がネブラスカの人たちを驚かせる

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それはアメリカ・ネブラスカ州ノーフォークの警察官にとって、これまでで最も風変わりな交通違反だったかもしれない。

ノーフォークの警察官は8月31日の朝、「牛を乗せた車が走っている」という通報を受けて出動した。

ニュース・チャンネル・ネブラスカによると、通報があった時、警察は小型の動物だろうと思ったという。

チャド・ライマン警部は「子牛のような、小さくて車内に入れるものが乗っているのだろうと思っていました」と語っている。

しかし、実際に乗っていたのはワツシという種類の巨大な成牛だった。車の助手席部分は、この牛が乗れるよう屋根や窓が取り除かれている。

このワツシ牛は「ハウディ・ドゥーディ」という名前で、ノーフォークの西にあるニーリーに住むリー・マイヤーさんが飼っている。

テレビ局KUSAによると、警察は交通違反でマイヤーさんの車を停止させたものの、警告にとどめてハウディ・ドゥーディを安全に連れて帰るよう求めた。

ハウディ・ドゥーディは地元ニーリーでは有名牛で、パレードなどに登場するという。しかしその名声は、ノーフォークにはまだ伝わっていなかったようだ。

マイヤーさんの妻ロンダ・マイヤーさんは「仕事中に息子から『お父さんは刑務所に入れられたのか』と尋ねる電話がありました。誰かがニュースを送ってきて心配になったようです」とニュース・チャンネル・ネブラスカに語った。

ロンダさんによると、生後5〜6カ月のころに購入して以来、ハウディ・ドゥーディは夫のリーさんの相棒で、道路脇の草や植物を食べさせるために、週に一度散歩に連れて行くという。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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