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【衝撃】Vが髪を掴まれた事件で伝えたい「BTSを守ろうとしてきた日本ファンの存在」

来日していたBTSのVが、CELINE表参道前で髪を掴まれる動画がX(Twitter)で拡散され、数多くのメディアが取り上げています。

掴んだ人物への批判が高まる中、誰よりも怒りと悲しみの声を挙げたのがBTSの日本ファンダム。そこには、BTSに礼儀と経緯を払い、彼らを守ろうとしてきた思いがありました。

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目次

退店時に髪を掴まれたV

事件が起きたのは23日、CELINE表参道を訪れたVが退店し、車までの道を歩くシーンです。X(Twitter)で拡散された動画には、「車に乗り込む直前のVの髪を掴む人物」がハッキリと映っていました。

その動画は瞬く間に拡散され、「アーティストに触れるのはNG」「髪に触れるなんてマナーがなっていない」「礼儀が無い」など、多くの批判が集まります。この騒動をメディアが取り上げたため、Vが観衆に髪を掴まれたことは、多くの人が知ることになったのです。

Vが髪を掴まれるまでの経緯を解説

ここで、事件までの経緯を解説しましょう。

Vは22日に来日しましたが、この時点でCELINE表参道に来日することは明かされていません。Vが出国した金浦空港に、同じくCELINEのアンバサダーを務めるパク・ボゴムがいたため、「CELINE表参道に行くのでは」と予想した人がいました。CELINE表参道はリニューアルオープンを迎え、日本の著名人も数多く訪れ、メディアの取材を受けていたからです。

Vとパク・ボゴムがCELINE表賛同を訪れた23日も、CELINEと所属事務所は2人の来店を明かしていませんでした。しかし、前述の経緯から「2人が来るだろう」と考えた人たちが、店の前に集結。来店前には、かなりの人だかりが。

とはいえ、2人が実際に来店した時には、観衆が整然と並んで秩序を守っています。集まった人は柵のの外側に並び、Vも離れたところから手を振っており、少なくともVの身に危険が及ぶ様子は見られません。しかし、退店時には様子が異なりました。


<b<>snsを通してvとパク・ボゴムの来店が広まったためか、退店時にはさらに観衆が増えていました(実際に統計があるわけではありませんが、動画ではそう見えます)。

Xに投稿された別の動画には、店を出ようとするVが人差し指を口に当て、「静かにしてね」という合図を送り、道を開けて欲しいと手で伝えるシーンが映っています。この時点で、退店するのが大変な状況だったことが解るでしょう。

スタッフに囲まれながら車まで歩いたVですが、車のドアが開いてかがんだときに、付近の人物が手を伸ばして髪に触れます。一瞬の出来事ではありますが、確かに髪を掴んでいました。

この様子がメディアにも取り上げられたため、SNSを中心に「ファンのマナーが悪すぎる」という苦言が広がっています。しかし一方で、この事件を誰より悲しみ、悔しく思うのもファンであることは間違いありません。 </b<>snsを通してvとパク・ボゴムの来店が広まったためか、退店時にはさらに観衆が増えていました

「店に行かない」という選択をした多くのファン

CELINE表参道に集まった観衆にファンがいたのかいないのか、それは解りません。しかし、SNSでは多くのファンが「CELINE表参道には行かない」という選択をしていました。

多くのファンは、VがCELINE表参道に現れると予想。しかし、所属事務所やCELINE側が来店を発表しないことを鑑み、「CELINE表参道には行かない」「メディアの取材動画や記事を待つ」という選択をしていたのです。

この決断の裏には、「公式な案内が無い以上、無理に行って迷惑をかけてはいけない」という思いと、「Vの名前に傷がつく様なマナー違反はしない」という切実な思いがあります。日本では、「所属事務所やイベンターから『来てください』という案内が無い場には行かない」というマナーが定着しているためです。

Vのファンも、「人が集まりすぎて迷惑が掛からないように、現地には行かないで」「Vと関係者の安全が第一」「日本のファンはマナーが良いと思ってもらいたい」と、配慮を第一に行動をしていました。Vが日本に来るのは4年ぶり。短い日程でも日本での日々を満喫して欲しい、楽しく時間を過ごして欲しい。とても大きな愛情がそこにはありました。

BTSがかつて語った「秩序を守ってくれたから近づけた」という言葉

日本のファンが大切にしているBTSのエピソードに、2017年に横浜アリーナで開催された「MIC Drop/DNA/Cystal Snow」リリースイベントの存在があります。

このイベント中、BTSのメンバーたちは自ら「みなさんの近くに行きたい」と要望し、7人でスタンドの通路を歩きました。ゆっくりと歩きながら、ファンと触れ合うなどの温かな交流を見せた7人は、「秩序を守ってくれたから近づけた」という言葉を残しています。

このエピソードは、BTSファンの間で「誇らしく嬉しいエピソード」として共有されており、今も「この時の言葉を忘れず、マナーを良くしよう」と語られるほど。

人気が拡大すればするほど、秩序を守ることは難しくなるでしょう。BTSの人気はすでにワールドクラスです。その中でもファンは、このエピソードを胸に、「マナーを良くしよう」と誓ってきました。

来日したRMやSUGAの目撃証言が挙がらなかった理由

2023年には、V以外にもRMとSUGAが日本に来日しています。2人が日本に滞在していたとき、仮に遭遇してもファンは隠し通し、2人のプライベートを守りました。

特にRMは日本の街中を歩いていたため、遭遇したファンがいた可能性もあります。しかし、ファンは情報をSNSに載せることはしていません。また、来日したからとファンがRMを探すようなことは無く、「RMが静かに日本を楽しめるように」と配慮を見せました。

RMは2022年にも来日していますが、今回と同様にファンが配慮を呼びかけ、RMのプライベートに配慮を見せています。

いつもメンバーのプライベートを重んじ、関係者に迷惑をかけまいと行動してきたBTSのファンたち。だからこそ、Vの髪を掴む人物がいたことを、誰よりも悲しんでいるのです。


アーティストを守ろうと心を砕いている人の存在を忘れないで

Vが髪を掴まれる事件が起きたことは、多くのBTSファンにショックと失望を与えています。BTSのファンだけではありません。応援している「推し」がいれば、誰もがこの光景を悲しみ、辛い気持ちになるでしょう。

アーティストとファンが触れ合うときには、必ずルールやマナーが大切です。礼儀も払わなくてはいけません。それを破ろうとすることは、アーティスト本人や関係者のみならず、その人を大切に思うファンをも傷つけるということが広まって欲しいですね。

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