1: 通りすがりのコメンテータ2023年7月24日、韓国・JTBCは「観光ガラパゴスの韓国」と題する記事で、韓国の外国人再訪率が観光大国に比べて大幅に低い原因を分析した。
記事によると、コロナ禍での渡航制限がなくなり海外旅行が復活したことを受け、韓国政府は「4年以内に外国人観光客3000万人時代を開く」と強気な目標を打ち立てた。
記事は「目標達成のためには再訪率を上げる必要があるが、訪韓外国人観光客の再訪率は50%ほどにとどまり、観光大国に比べて大幅に低い」とし、その原因として「英語表記のミス・不足」や「グーグルマップの機能制限」を挙げている。
ある米国人観光客はサンナクチ(タコの踊り食い)を食べるためソウルの広蔵市場を訪れたが、市場内をしばらくさまよった。理由は、サンナクチを出す店のメニューの英語表記が「Grilled octopus(焼きタコ)」となっていたため。さらにその後はソウルから釜山(プサン)に移動する予定だったが、高速バスの予約アプリが韓国語表記のみだったため諦めざるを得なかったという。
別の米国人観光客も「日本ではグーグルマップ一つでどこへでも行かれたが、韓国ではアップルマップやカカオマップなど4種類を使う必要があり、なかなか目的地にたどり着けない」との不満を吐露した。
記事は「グーグルマップは韓国人も海外旅行の際によく利用するが、韓国では軍事保安を理由に機能が制限され、徒歩と車での道順が検索できない」と説明している。
さらに、観光大国に比べて観光コースの開発も遅れている。また別の米国人観光客は、韓国に10日間滞在したがソウルに博物館があることに気付かなかったといい、「外国人観光客が確認できる観光プロモーションイベントがあれば良かったと思う。旅行展示会など、この期間に韓国にいる人は必ず行くべきという情報が知りたかった」と話したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「これが韓国の現実か」「認めよう。韓国は閉ざされた国だ。システム的にも言語的にも国民の文化的にも。自分が外国人でも旅行したいと思わない」「韓国に遊びに来た外国人の友人を見ると、高速バスの予約もできないし、韓国の銀行口座か電話番号がなければできないことが多すぎる。外国人観光客はソウル以外どこも行かれない」「日本でグーグルマップを使ったら地図、ナビ、グルメ、ホテルの予約まで全て解決した」「ちゃんと整備して、もっとたくさんの外国人観光客が気楽に来られるようにするべき。産業競争力が落ちる中、観光産業をさらに成長させるために行政支援、看板・メニューなどの英語版制作に向けた行政指導など改善を怠ってはならない」などの声が上がっている。
一方で「これは違う。ニューヨークに韓国語のメニューがあるか?。韓国に来るなら最低限の韓国語は勉強してくるべきだ」「言語の問題はそんなに大きくないのでは?。再訪するほど面白いものがないだけだ」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
Record Korea 2023年7月26日(水) 7時0分
https://www.recordchina.co.jp/b917789-s39-c30-d0191.html
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