昨夏、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04から完全移籍を果たし、チームの主力として結果を残した板倉選手。そんな板倉選手の獲得を目指しているとあるビッグクラブがあります。それは今シーズンセリエAの王者となったナポリです。はたして板倉選手はナポリへの移籍が決まるのか、はたまた他のチームへの移籍はあるのか。もしくは残留となるのか、今回はその辺のことを書いていこうと思います!
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目次
- 1. 今シーズンのチーム成績、板倉選手の個人成績をチェック
- 2. 板倉選手にイタリア王者のナポリから獲得オファーが来た!
- 2.1. ナポリ会長が日本人選手の獲得を望んでいる
- 3. ナポリ以外にも新指揮官が就任したトッテナムも参戦してくる?
- 4. ボルシアMGのファンは板倉選手売却を容認しているクラブに怒りをあらわに
- 5. クラブとして再編成をしなければいけない現状がある
今シーズンのチーム成績、板倉選手の個人成績をチェック
今シーズンの板倉選手の成績は公式戦25試合に出場、得点0の2アシスト。ですが、出ている試合はカタールワールドカップ後のケガでの離脱や出場停止2試合を除くとほとんどがスタメン出場となっており、チームの主力として活躍しました。
ボルシアMGの順位は10位でフィニッシュ。ELおよびCLへの出場はかないませんでした。板倉選手自身はDFリーダーとしてしっかり役目を果たしています。
板倉選手にイタリア王者のナポリから獲得オファーが来た!
そんな板倉選手に今季イタリア・セリエAを制したナポリからの獲得オファーが報じられました。ナポリは韓国代表DFキム・ミンジェ選手がバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決定。その後釜として板倉選手に白羽の矢が立つことに。
板倉選手の移籍金として当初1200万ユーロ~1400万ユーロ(約18億7000万円~約21億8000万円)を用意していたナポリでしたが、その金額を2000万ユーロ(約31億2000万円)へと引き上げを決定。板倉選手を獲得するための本気度がうかがえます。
当初はプレミアリーグ・ウォルバーハンプトン所属のキルマン選手の獲得を目指していたナポリでしたが、クラブ間での交渉が難航しており、獲得を断念する可能性もあることがわかっている。ただ、ナポリは板倉選手も高く評価しており、キルマン選手が駄目だとしても次は板倉選手を本気で狙うだろうとみられている。
ナポリ会長が日本人選手の獲得を望んでいる
獲得を目指しているナポリですが、会長であるデ・ラウレンティス氏が「キムがいなくなれば後釜は日本人選手になるだろう」と語り、その選手が板倉選手であることをメディア「calciomercato.com」が明かしました。
板倉選手移籍への唯一の難点として「1月12日から2月10日までのアジアカップがあること」としながらも、サウジアラビアへのオファーを断り、ナポリのプロジェクトに参加することを本人も熱望していると報じられている。
ナポリ以外にも新指揮官が就任したトッテナムも参戦してくる?
ナポリ移籍が報じられる一方で、トッテナムも板倉選手に関心を持っていることが報じられている。4年前にマンチェスター・シティに移籍し、欧州への挑戦をした板倉選手ですが、リーグの舞台に立つことはありませんでした。オランダやドイツを経験し、ステップアップとして再び世界最高峰のリーグに戻るのか注目が集まっている。
ただ、トッテナムにとって板倉選手獲得はあくまでもプランBであることがわかっています。最優先はドイツ・ヴォルフスブルクのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フォン選手とのこと。ただ、もしこの移籍がうまくいかない場合に板倉選手を候補に入れており、トッテナムでも板倉選手の評価は高いと思われます。
ボルシアMGのファンは板倉選手売却を容認しているクラブに怒りをあらわに
ただ、ボルシアMGのファンからはクラブの板倉選手の売却容認の姿勢に怒りをあらわにしているとナポリの専門サイト「Calcio Napoli24」が報じている。記事には「イタクラの売却の可能性はボルシアMGのファンを混乱に陥れている」と綴った。
SNS上では「イタクラ抜きでは我々は残留争い」「彼なしでは逆戻りしてしまう」といった声が上がっており、ファンの間でも板倉選手はかなり評価されていると思います。
クラブとして再編成をしなければいけない現状がある
なぜクラブは主力の板倉選手の移籍を容認しているのか。それはクラブの現状に目を向ける必要があるからです。ボルシアMGはシーズンの成績を10位でフィニッシュしましたが、これによりELやCLに出場がかないませんでした。そのため、クラブとして人件費を削減する必要ができてしまった。
クラブはすでにドイツ代表MFホフマンを1000万ユーロ(約15億6000万円)で放出をしている。もし板倉選手も2000万ユーロで売却できれば、クラブの財政はかなりの安定を図ることができるのです。
この資金を活用し、若い選手を獲得し来季のクラブ再編に向けての舵を取ることも可能になる。個人だけをフォーカスすればナポリ移籍は高いレベルでのプレーが可能になるはずなので、板倉選手自身のレベルアップにはもってこいとなる。
ただ、板倉選手は残留を望んでいるとの一報もあり、ボルシアMG側も放出する気はないとも言われている。これからどうなっていくのか注目です。
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