●運転免許証で本人確認できなくなる!?
2023年6月6日、政府は「第4回デジタル社会推進会議」を実施し、銀行口座開設や携帯電話の契約などにおいての本人確認を
マイナンバーカード(以下、マイナカード)に一本化する方針を明らかにしました。では今後の本人確認の仕方はどのように変化していくのでしょうか。
運転免許証とマイナカードの一体化について、2022年3月に道路交通法の改正案が閣議決定され
政府は「2024年度末までの少しでも早い時期に一体化の運用を開始する」と説明しています。具体的には、運転免許証の交付年月日、有効期間、免許の種別、免許番号などがマイナカードの
ICチップ内に搭載することで、両カード情報の管理を統合。その後はマイナカード1枚で、運転免許証の役割を兼ねた仕組みとなります。
また健康保険証についても2024年秋に廃止、マイナカードとの一体化に向けて整備が進められているなど
さまざまな公的証明書がマイナカードへと集約する動きとなっています。そんななか、6日に実施された会議内の「デジタル社会の実現に向けた重点計画案」では
運転免許証での本人確認が廃止される方針が明らかとなりました。具体的には、犯罪による収益の移転防止に関する法律、携帯電話不正利用防止法に基づく非対面の本人確認手法は
マイナンバーカードの公的個人認証に原則として一本化。つまり、銀行口座の開設や携帯電話の契約などでは
マイナカードを用いて本人確認することとなるのです。運転免許証などを送信する方法や、顔写真のない本人確認書類などは廃止すると明記しています。
続きはくるまのニュース 2023/06/27 8:10
https://kuruma-news.jp/post/661910
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