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約9割が「困った上司」のもとで働いた経験あり。そんなアンケート結果が6月27日に発表された。これはエン・ジャパンが、自社で運営する総合求人サイト「エン転職」のユーザーに「理想の上司」について聞いたもので、8638人から回答を得たという。「お気に入りの社員にはあからさまに態度を変える」など、「困った上司」による具体的なエピソードについても寄せられている。
約9割が”困った上司”の元で働いた経験あり。その特徴は?
これまで「困った上司」のもとで働いた経験の有無について尋ねたところ、86%の人が「ある」と答えた。年代別で見ると、20代が76%、30代が88%、40代が90%と、年代が上がるにつれ、「困った上司」に遭遇した割合が増えていることが分かった。
「困った上司」のもとで働いた経験が「ある」と回答した人のうち、どのような点で「困った上司」と感じたかと質問したところ、「人によって態度を変える」が65%と最も多かった。
具体的には、「自分より立場が上の人には良い顔をしたり自分の手柄のようにするが、自分より下の人には指示がその時の気分によって変わる。(26歳女性)」などの意見が挙げられた。さらに、「お気に入りの社員にはあからさまに態度を変え、お気に入りの社員と雑談や食事などを職務時間中にし、その人のかわりに仕事を回さねばならなかった。(31歳女性)」など、上司が人によって態度を変えることで自身に不利益が被った、という意見も出た。
このほか、「困った上司」の特徴としては、「いざという時に部下を守らない」「言うことがコロコロ変わる」が56%で同率2位だった。
上司への期待が大きいのは「公正・公平に評価してもらえる」こと
「上司に期待していること」に関して聞いたところ、「公正・公平に評価してもらえる」が63%と最も多く、上司が立場や自分の好みで態度を変えず公平に接し、評価することを期待していることが伺える。
次いで、「自分の意見や考えに耳を傾けてもらえる」が61%、「的確な判断をしてもらえる」が55%、「具体的なアドバイスがもらえる」が53%と続いた。部下の話をしっかりと聞いたうえで的確なアドバイスを与える上司像を求めていることが分かる。
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約9割が「困った上司」のもとで働いた経験。最も嫌われた特徴とは?【調査結果】