ポーランドのウクライナ戦争参戦に危惧 歴史人口学者エマニュエル・トッドが鳴らす警鐘「問題はアメリカだけではない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d53648c008c543ba7a1ad01e1fc65cea0eb5d5d7トッド 最近になって私自身が気づき始めたことがあります。アメリカについてよく私は話をするんですけれども、アメリカ以外にも「ロシア・フォビア(ロシア嫌い)」に動かされている自立した地域圏というものがある、という点なんです。
池上 それはどこですか?
トッド バルト3国、ウクライナ、ポーランドなんです。これらの国々はですね、ひじょうに「ロシアへの恨み」というものを持っている。必ずしもその恨みは明確なものではないんですけれども、そういったもので形作られている地域圏があるわけですね。
略
トッド 最近ですね、在仏ポーランド大使のインタビュー動画を見たんですけども、驚くことに彼は、「たとえばウクライナ軍が危機に陥ってしまったならば、ポーランドが戦争に入る」といった趣旨のことを発言していたわけですね。
この一連の動きは、日本にとっては、ウクライナやバルト3国などはひじょうに遠い国であるとは思うんですけれども、ただし、この不安定なゾーンというのは、世界的な不安定さを生み出すという危険性もあるということについては、やはり注意するべきものだと思います。
ポーランドがウクライナ戦争に参加するようなことになってしまったら、本当にひどい状況になると思います。
けれども、現実にポーランドが徐々に再軍事化を進めていて、実はフランスより、いや、ドイツなどよりも強い軍事国家になりつつあるというような話もあります。
要するに、「問題はアメリカだけではない」という点は、ひじょうに留意しておくべきことだと思います。
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