最新投稿記事

マーベル新作に「露骨なAI生成シーン」が登場しアーティストが激怒、なぜ採用されたのか?

おすすめ記事 (外部サイト)

◆お世話になっているアンテナサイト様
2ちゃんね
アンテナ速報
人気サイトまとめ「まとめようず」
2ちゃんマップ
2ちゃんねるまとめるまとめ
オワタあんてな\(^o^)/

◆お世話になっているまとめサイト様
ろぼ速VIP
カオスちゃんねる
カナ速
VIPPERな俺
ハムスター速報 2ろぐ
ほんわか2ちゃんねる
やらおん
痛いニュース(ノ∀`)
妹はVIPPER

 

Powered by Pinterest

 




 

昨日Disney+で初放送されたマーベルの最新コミックTV番組「シークレット・インベージョン」のイントロについて、SNS上で議論が巻き起こっています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:Ars Technica ,Polygon

マーベル新作「Secret Invasion」のイントロがAIで作られていた


サミュエル・L・ジャクソンがニック・フューリーを演じるマーベル新作「シークレット・インベージョン」。今作のストーリーの中心は、地球に侵入した「スクラル」と呼ばれる変幻自在のエイリアンの出現で、フューリーと元スクラルの盟友タロスがこれに対応します。プロットは、スクラルの変身能力によって引き起こされる不信や恐怖を探求するもので、全員の身元が疑われるような展開が魅力となっています。

この作品のイントロで使われたのがAI生成技術です。イントロはAI特有の「場面がすり替わっていく」ような演出となっており、作画には独特の不自然さがあります。それでいて色合いなどからは、たしかにマーベルらしさが漂うものです。

一部のアーティストは、AIが生成したこのイントロを非常に深刻に受け止めています。Stable Diffusionや Midjourneyのような画像合成モデルは、ウェブ上からかき集められた画像から訓練されたニューラルネットワークを使用しています。これらのモデルはアーティストのスタイルを学習し、模倣したものを出力することができるため「いつか機械に取って代わられることになるのではないか」と脅威に感じているアーティストも多くいるのです。

イラストレーター・コンセプトアーティストのデビッド・ブラット氏は、マーベルが「搾取的で道徳的に非常に問題のある」AIツールを使用したと批判しています。

これが新しい #SecretInvasion のタイトルシークエンスだ…。大手スタジオは、搾取的で道徳的に非常に問題のあるAIツールを現在の作品に使用することで、アーティストのAI問題について明確な姿勢を示している。

また同作「シークレット・インベージョン」TVシリーズを直接手掛けたコンセプト・アーティストのジェフ・シンプソン氏も、「AIは非倫理的で、危険で、アーティストの仕事をなくすためだけに設計されたものだと思う」とツイートしました。

「シークレット・インベージョン」のイントロはAIで生成されている。 AIは非倫理的で、危険で、アーティストのキャリアをなくすためだけに設計されたものだと思う。このショーのために約半年を費やし、これまで出会った中で最も素晴らしい人たちと仕事をし、素晴らしい経験をした……。

なお同氏は、キャラクターデザイン、小道具、作品のキーフレームなどには関わったものの、このイントロの作成には関わっていないと明言しており、後で作られたものだろうとツイートしています。

批判的なクリエイターがいる一方で、ソーシャルメディア・プロデューサーのレイ・アンダーソン氏は、AIを否定しつつも「このシナリオでAIアートを使うのは不気味なほど適切だ」と指摘しています。

AIの「アート」は私も大嫌いだが、メディア・リテラシーは重要だ。SECRET INVASIONと呼ばれる、欺瞞とスパイ活動に基づいたこのプロジェクトに、欺瞞に満ちているといわれているAIが用いられる驚くにはあたらない。

海外メディア「Polygon」による番組プロデューサーへのインタビューによると、この導入はテーマそのものを演出しているとのこと。また、このシーンはメソット・スタジオという制作会社が担当したということが明らかになっています。

そう、「シークレット・インベージョン」のオープニング・シーンはAIで作られている。

スカル・グリーンが世界をどんどん支配していく、ある種のジリジリとした不吉なシークエンスを見ていると、AIが「スカル・キュービズム」のコンセプトを促したかのように見える。監督兼エグゼクティブ・プロデューサーのアリ・セリムがPolygonに語ったところによると、このイントロ・シークエンスはメソット・スタジオが人工知能を使ってデザインしたもので、番組のテーマそのものを演出していると彼は考えている。

「私たちがAIベンダーに接触したとき、それはその一部だった。誰がやったんだ?これは誰なんだ?」とセリムは言う。


— 出典:Polygon

メソッド・スタジオは、具体的にどのようにこのシークエンスをデザインしたのかについて「Polygon」のコメント要請に応じなかったとのこと。同社は過去に「ゲーム・オブ・スローンズ」の「バトル・オブ・ザ・バスターズ」や「For All Mankind」のシーズン2、3、「Ms.マーベル」「ロキ」「ムーンナイト」といったマーベルの番組を手掛けています。

オリジナルサイトで読む : AppBank
マーベル新作に「露骨なAI生成シーン」が登場しアーティストが激怒、なぜ採用されたのか?

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。