2022年の値上げラッシュ、そしてSNSで拡散された悪質な迷惑動画の影響もあり、回転寿司の運営方法はここ最近一気に様変わり。1皿100円というわかりやすい価格も今は過去ということで、この記事では回転寿司チェーンの価格をまとめました。
少し前までは1皿100円というわかりやすさとお手頃感が魅力だった回転寿司ですが、最近ではいろんなシステムが投入されたり、価格にも変化がありますよね。
この記事では、大手回転寿司チェーンである、スシロー/くら寿司/かっぱ寿司/はま寿司の価格をまとめました。
スシローでは、寿司の価格は皿の色によって異なります。
黄皿<赤皿<黒皿の順で高くなり、最近新しく登場した白皿は価格の固定がされていないためメニューによって価格が異なる皿となります。
また、店舗によって設定価格が異なります。「郊外型」「準都市型」「都市型」の3種類にわけられていて、区分については公式サイトで確認できます。郊外型が一番安く、続いて準都市型、一番価格が高いのが都市型です。
それぞれの価格は以下の表の通り。(2023年6月現在)
郊外型 | 準都市型 | 都市型 | |
黄 | 120円(税込) | 130円(税込) | 150円(税込) |
赤 | 180円(税込) | 190円(税込) | 210円(税込) |
黒 | 260円(税込) | 270円(税込) | 290円(税込) |
白 | 値段を固定しない皿 |
スシローでは2023年6月現在、回転レーンにお寿司は流れておらず、すべてタッチパネルで注文する形がとられています。なので、利用者はお皿の色ではなく、1皿ずつの価格を確認しながら注文することができます。
他の回転寿司チェーンと価格の幅に大きな違いは感じられませんが、皿の種類が4種類、店舗区分が3種類あるので、一見した時の“ややこし度”はNo.1かと思われます。
公式サイト:スシロー
くら寿司は、この4店舗の中で回転レーンにお寿司が回っている唯一*のお店です。(*AppBank調べ)
レーンに流れているお寿司はすべて一番お手頃価格の「115円(税込)」。それ以外の価格のお寿司はタッチパネルで注文するシステムになっています。価格は120円、130円、165円、180円、230円、345円など、商品によって様々です。
基準の価格となる「115円(税込)」は、店舗によって異なります。グローバル旗艦店、都市型店舗、プラス型店舗という店舗区分があり、グローバル旗艦店とプラス型店舗は132円、都市型店舗は132円の店舗と125円の店舗があるようです。
公式サイトで調べてみたところ以下のような価格設定が確認できました。(2023年6月現在)
【132円店舗】
・グローバル旗艦店 浅草・道頓堀・原宿・押上(スカイツリー前)駅前
・プラス型店舗 アトレ大森
・都市型店舗(渋谷駅前店・西新宿店・赤羽駅東口店・池袋サンシャイン60通り店・池袋東口店・イトーヨーカドー大井町店・吉祥寺駅前店・品川駅前店・渋谷駅前店・高田馬場駅前店・西新宿店)
【125円店舗】
・都市型店舗(赤羽駅東口店・足立栗原店・足立江北店・江戸川店・小岩駅前店・小金井店・調布駅前店・東葛西店・光が丘IMA店・フレスポ住吉店・町田ジョルナ店・瑞江駅前店・ミッテン府中店・武蔵小山店)
【115円店舗】
・上記以外の店舗
くら寿司とえば、お皿5枚でガチャガチャができる「ビッくらポン!」がありますが、現状どの価格のお寿司でもお皿1枚での提供になるので、「ビッくらポン!」狙いであれば115円皿で挑戦するのが効率よくなりますね。また、ビッくらポン付きセットやスマホでビッくらポン!を引く方法などがあるのでうまく利用しましょう。
関連記事:【知らなきゃ損】“ビッくらポン”を確実にゲット&効率よく狙う方法まとめ!
公式サイト:くら寿司
かっぱ寿司は、回転寿司での迷惑動画拡散より前から回転レーンにお寿司を流さないスタイルが採用されています。すべてタッチパネルで注文するので価格も固定されていません。
1番お手頃価格なメニューは「税込110円」。その数は季節のメニューによっても異なりますが、2023年6月に販売される『夏の“新”定番メニュー』では100種類以上となっています。
かっぱ寿司で、価格が異なるのは「道頓堀戎橋店」「横浜西口エキニア店」の2店舗のみ。価格が異なるとはいえ「道頓堀戎橋店」「横浜西口エキニア店」の2店舗でも110円のお寿司は商品数は絞られるものの販売されています。
つまり、「道頓堀戎橋店」「横浜西口エキニア店」の2店舗を含め全ての店舗で、数は違えど110円のお寿司が食べられると思うとかなり分かりやすい設定かと思います。(いかんせん、都市部に店舗が少ないのが寂しいですが・・・)
公式サイト:かっぱ寿司
はま寿司も回転レーンにお寿司は流れておらず、タッチパネルで注文する方式が採用されています。
1番お手頃のお寿司価格は「税込110円」。都市型店舗(秋葉原駅前店、ゲートシティ大崎店、関内セルテ店、オーケーみなとみらい店、コピス吉祥寺店)は、税込121円となります。それ以外にも、商品によっては店舗により価格の異なるものがあります。
公式サイトの価格では以下のパターンが確認できました。
郊外型 | 都市型店舗 |
110円(税込) | 121円(税込) |
165円(税込) | 187円(税込) |
319円(税込) | 330円(税込) |
また、はま寿司では「ストレートレーン」「回転レーン」といった2種類のレーンで区分していることがあり、「回転レーン」の店舗では一部商品では異なる価格設定がされています。
回転レーン:回転しているベルトコンベアで商品をお届けするレーン
ストレートレーン:ご注文の品を直接お届けする完全オーダー式のレーン
▼公式サイトで確認できた「回転レーン」店舗での価格
公式サイト:はま寿司
オリジナルサイトで読む : AppBank
【2023年最新】回転寿司チェーンの価格がややこしいので、まとめてみた【スシロー/くら寿司/かっぱ寿司/はま寿司】