今回は、小豆島の漁師 はまゆうさんのサブチャンネル「漁師はまゆうの宴」より、サワラの流しさし網漁を ほぼノーカット版 でお届けします。海の男のかっこいい仕事風景を紹介してくれています。お茶目な一面もみせつつ手際よく作業をする姿がかっこよく見入ってしまいました。最後は、漁師飯紹介あり。
初めて漁師さんの動画を見るという方でも安心 動画内でもかみ砕いて説明してくれていますが、初心者の私には理解が難しい場所もありました。ですので筆者なりに用語解説を追記。
では、働く男 漁師編 スタートです
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目次
- 1. 漁師の一日に密着
- 2. 港紹介
- 3. 鰆(さわら)とは、どんな魚?
- 4. サワラの流しさし網漁
- 5. お待ちかね。晩酌
- 6. 漁師の生活
漁師の一日に密着
今回は、小豆島の漁師 はまゆうさん の仕事風景の動画をご紹介します。
港紹介
まずは漁港からレポーター風に紹介してくれています。最近は、毎日風速7m以上が続いているそう。とりあえず凪いできたので沖へ出てみる事に。エンジンをつけて、魚群探知機も忘れずに手慣れたものです。
風を吹いている時の船の出し方に注意がいるそうで、ロープを引っ張って後ろにダッシュ。そうすることで風で船が流されても碇のロープをペラで巻き込んでしまうことがないそう。沖に出てみないと状況はわからないそうです。折角出航したが、風が強くて帰ることもあるとの事。今日は、風が強すぎて帰ることに
鰆(さわら)とは、どんな魚?
身は白身の見た目ですがサバ科の回遊魚で、成分的にはマグロに似ていて、赤身魚。
全長が1mにも達する大型魚で、体は細く、歯が三角形で鋭いのが特徴。
中国では、馬鮫魚(ばこうぎょ)と呼ばれるらしい。馬面のような顔で鮫のようなどう猛さと牙から名づけられたそう。自分の知らない知識が増えるのは嬉しいですね。
本編中でも、危険性について触れています。
農林水産省の サワラ紹介ページです。
上記でも軽く説明しましたが、詳しくはこちらをご覧ください。
引用元:農林水産省
サワラの流しさし網漁
碇をうって、船が流されないように固定するのが大事だという。次にレーダーで周囲の船の間隔を確認。北南1マイル(約1.8km)、西東6マイル(約1km)離れている必要がある。これは網の長さが1500mあり。底引き網漁など他の漁法の船が通れるように配慮する為。
手順
・ウケをどんどん入れる。
・ウケを等間隔に入れて、潮に乗って流す。(流しさし網と言われる由縁)
・灯火は、南が青、北が赤と決まっていて、赤灯台を最後に入れる。(基本的には、南から北に向かって網を入れていく)
・1時間後に編み上げ開始。トラバーサーで左右に網を撒いていくので均等に巻けて、絡みづらくなっている。
香川の漁業として「流しさし網」が紹介されています。挿絵がありわかりやすいのでご参考にしてください。
(引用元:JF香川漁連サイト)
いよいよ、網揚げ
生きているサワラがかかればかかりたてと判断。網の引き揚げをゆっくりにして追加でかからないか期待。大概はそう上手く引っかからないらしいですよ!
取れたサワラはすぐに処理 生きているサワラはしっかり首まで落として締め、しっぽも切っておき流水につけるんだそう。血が固まりづらくなりしっかりと血が抜けてしまうんだとか!血が抜けた魚から、氷に入れていきます。
活きがいいかは目の黒点をみるそう。これが小さいと長生きしない魚なんだそうですよ。
サワラ漁の厄介者
電気くらげ(別名:赤提灯クラゲ)
目に入ると大人が唸るほど痛い と注意を呼びかてくれています。
動画後半にも少し登場。
懐かしき、魚島
昔はさわら漁の際に網に固まって取れる事があり、それが島にみえて魚島と呼んでいた時代もあったそう。話をしている姿は、少し悲しそうに見えます。
救世主 出現
忙しく働いているはまゆうさんに救世主 コウイカが登場。 サワラと一緒で春と告げるものとの事。食べ方は、豪快 手際よく頭を外して皮をはいで、洗って醤油をかけるだけ。すぐさま一口、ニコニコ笑顔が美味しさを物語っています。
漁の終わり
保存庫がサワラでいっぱいになったところで漁が終了。最後に船を水洗いして帰港。
港に戻ったら、サワラを立てていっていましたね。「立てる」とは、発泡スチロールの箱に詰めていく事らしいです。60匹かと思ったら50匹で思ったより少ないとの事。ただ1つずつが大きかったみたい。大量の魚を見慣れていない筆者からすると大漁に見えていたのですが、漁師からするともう一つだったよう…。
お待ちかね。晩酌
帰宅したら、午前1時。そこから潮と雨に濡れた体を綺麗にするためにお風呂。1時30分からお楽しみの晩酌。明日も早いので、お酒はハイボール1杯だけなんだそう。
気になる料理は、
・さわらの刺身
・サワラと白子の天ぷら
・白子ポン酢
・はまちの照り焼き
魚料理中心。さすがというべきでしょうか。とりたてで、さぞ美味しんでしょうね!
漁師の生活
小豆島の漁師 はまゆうさん の漁風景をご紹介しました。かみ砕いて説明してくれているにも関わらず、はじめは何を言っているのか用語がわからないものばかり。私なりに用語を調べて分かりやすく追記してみました!動画と一緒に読んでもらえると理解しやすくなっていたかと思います。皆さんは、いかかでしたか? はまゆうさん は、お茶目な一面もある頼りになるお兄さんという感じで、好感が持てました。
他の動画では、漁師以外の一面を見せてくれるものもあるので、よかったら見てみてください。最後までご覧いただきありがとうございました!
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