Appleは2017年に「iPhone 8」と「iPhone X」を発表して以来、ワイヤレス充電規格のQiをサポートしてきました。ところが、「iPhone 12」から導入されたMagSafe充電は、Qiに対応しているものの「15Wの急速充電はMagSafe限定」という面倒な仕様です。
そのため、サードパーティ製のマグネット充電器は、MagSafe認証をクリアしていないものは充電速度が遅いなど、充電器選びが複雑になっていました。しかし新たな噂によれば、次世代「iPhone 15」ではMagSafe認証がない充電器でも、条件を満たせば高速充電が可能になるようです。
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次世代「iPhone 15」は共通規格Qi2に対応とのリーク
韓国Naverブログの匿名リーカー「yeux1122」が取り上げたWeiboの投稿によると、「iPhone 15」シリーズは、Appleに認証された充電器以外でも15Wワイヤレス磁気充電が可能になるとのこと。
iPhone15シリーズが15Wのワイヤレス急速充電に開放されるかもしれない
ChargingSense.comによると、iPhone 15シリーズは15W充電に開放されるとのことです。 周知の通り、AppleのモデルはiPhone 8以降、7.5W Qiプロトコルのワイヤレス充電に対応していますが、iPhone 12、13、14シリーズではMagSafe磁気技術を使用して15Wワイヤレス充電を可能にしています。
つまり、iPhone 15では、認証されたワイヤレス充電器を選ばなくても、高速(比較的速い)充電を楽しむことができるようになることが期待されます。
— 出典:naver
スクープサイト「ChargerLAB」はまた、Appleは「iPhone 15」シリーズからワイヤレス充電の新規格Qi2への対応を開始するとリークしました。
iPhone 15では、オリジナルのMagSafeとサードパーティーのQi2規格という2つのワイヤレス充電プロトコルに対応し、Qi2はAppleがiPhoneの互換ワイヤレス充電技術として推奨すると思われます。
— 出典:ChargersLAB
Wireless Power Consortium(WPC)が2023年1月に発表した次世代無線規格Qi2には、「Magnetic Power Profile」というAppleのMagSafeと同じ技術が含まれています。
つまり、Qi2に対応していれば、AppleのMagSafe充電と同じように使用できるというわけです。さらに「ChargerLAB」は、Qi2がiPhoneの現在のワイヤレス充電速度制限である15Wを超える可能性があると述べています。
また、ワイヤレス充電器メーカーにとってQi2認証は、MagSafe充電器1台あたり約16ドルかかるAppleのMFi(Made for iPhone)認証を通過するよりもコストが安く済むとのこと。
認証コストが安価にすめば、ワイヤレス充電器の価格も安くなるはず。現状ではサードパーティ製のMagSafe対応充電器は少なく、Appleの純正MagSafe充電器は6000円超えと高額だったため、より安価かつ高速な充電器が増えることは消費者としてもメリットです。
オリジナルサイトで読む : AppBank
次世代「iPhone 15」ではMagSafe充電の〝超面倒な仕様〟が廃止されるとのリーク