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就職活動では自分と向き合う時間が増える。
考えているうちに不安が募っていくという人もいるかもしれない。
検索エンジンを提供するバイドゥが、いわゆるZ世代と呼ばれる現役の大学3〜4年生と新社会人約300人を対象に、「就活の悩み」を尋ねるアンケート調査を行い、5月27日にTop10を発表した。
この世代は、就活にどんな悩みを抱えているのだろうか。
苦しい本音が見えた「就活の悩みTOP10」
まずは10位から6位まで。
10位「活動が遅れていて焦る」
9位「就職先の本当の状況がわからない(雰囲気、仕事量など)」
8位「自己PRで言うことがない」
7位「社会人になること自体が不安」
6位「活動時間が長くなる」
5位は「自己分析が下手」。就職活動の面接以前の段階で必要とされる自己分析。今後のキャリア形成や人生設計においても欠かせないスキルになると見込まれることから、自身の長所や短所、興味関心を客観的に見つめ、それを継続的に取り組むことで自己分析のスキルが徐々に上がってくるとバイドゥは分析している。
4位は「やりたい仕事がみつからない」。バイドゥは「職業やキャリアパスは数多く存在することから、選択肢が多く、幅広い情報にアクセスできるため、その中から自分に合った仕事を見つけることが難しいようだ」と分析。また、コロナ禍での就活は直接的な接触や経験を得る機会が制限されることから、やりたい仕事を見つけにくくなっているとも指摘した。
3位は「何をしたら良いかわからない」。初めての就活は、自分自身で選択や決断をしなければならないことが多く、わからないことも多いという人も。「まずは身近なインターネットを活用して就活に関する情報を調べても良いのかもしれない」とバイドゥは記している。
2位は「自分に向いている仕事がわからない」こと。就活をしていると、この悩みに直面する人は少なくないのではないだろうか。明確にやりたい仕事や将来の夢が決まっていないと、自分に合った職業を見つけることは難しいかもしれない。そもそも、やりたい仕事が自分に向いているとは限らないが、「インターンシップやアルバイト、ボランティア活動など、仕事に近い現場での経験を通じて向き・不向きを確認することもできそう」だとバイドゥはコメント。
1位に選ばれたのは「面接に自信がない」こと。アンケートを実施したバイドゥは、コロナ禍でそもそもの学生生活がオンライン中心になるなど、直接人と話す機会が減ったことも要因の一つかもしれないと分析。その上で、想定される質問などを友人や家族、先生を相手に練習することも自信をつける一つの方法になるかもしれないとアドバイスした。
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若者世代が抱える就活の不安とは?第1位は「〇〇に自信がない」。「自己PRで言うことがない」という本音も【調査結果】