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もし服を着たまま水に落ちてしまったら、どのようにして泳げばいいのかーー。
本格的な夏を前に、警視庁が“万が一”のための泳法について発信した。
SNS上では、「着衣水泳の授業で体験したけど、全然泳げなくてびっくりした」と、衣服のまま水の中にいることがいかに怖いかを語る人もいた。
「浮いて待て」が救命策の一つ
警視庁災害対策課は5月18日、次のようにツイートした。
「衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法を紹介します。『浮いて待て』が救命策のひとつで、背浮きで救助を待つことが有効です」
「泳ぎに自信がある方は動画のように①背浮きの姿勢でカエル足キック、②足に合わせ両手で水をかくなどして移動が可能です。夏のプールで練習する価値『あり』と思います」
つまり、救助を待つには、あおむけの状態で大の字の姿勢になって浮く「背浮き」が有効ということだ。
衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法を紹介します。「浮いて待て」が救命策のひとつで、背浮きで救助を待つことが有効です。泳ぎに自信がある方は動画のように①背浮きの姿勢でカエル足キック、②足に合わせ両手で水をかくなどして移動が可能です。夏のプールで練習する価値「あり」と思います。 pic.twitter.com/CpDyLqFYIe
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 17, 2023
「着衣水泳は思った以上に泳げない」
次に、泳ぎに自信がある人は、背浮きの状態で①カエル足キック②両手で水をかくーーなどをすれば移動できるという。
ツイートには、実際に職員が泳いでいる動画が添付されている。
それを見ると、口と鼻が水面から出た状態で泳ぐことができている。また、この泳法はライフジャケットを着た状態でも実践できるという。
Twitter上では、「覚えておく!」や「これからの季節、川や海での遊びが増えるけど溺れる事故が後を絶たないもんね」「水泳の授業でもしてほしい」といった反応があった。
また、「着衣水泳は思った以上に泳げないので、一度体験してみてほしい」、「とにかく(着衣が)重かった」などと体験談を共有する人もいた。
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もし服を着たまま水に落ちてしまったら…?警視庁が緊急時の「泳法」を紹介。「水泳の授業でやってほしい」との声も