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気温が徐々に高まってくる時期。本格的なエアコンの使用が始まる前に、「試運転」をするよう各メーカーが呼びかけています。
いざ使おうと思ったら、「あれ、動かない…!」という事態に陥らないよう、事前にエアコンを試運転して調子を確認することが大切です。
空調メーカー・ダイキン工業が紹介する手順はたったの2つ。
▼試運転の仕方
(1)冷房の最低温度で10分運転
(2)冷風が出るか、異常がないかを確認
※排水ホースから水が出ているかも確認 (部屋に湿度を感じないときは出にくいこともある)
夏を快適に過ごすためには、この試運転がとても大切です。
夏場はエアコンの修理が集中するので、本格的な夏が始まる前に正常に動くことを確認しましょう。
では、具体的にいつ頃が試運転に適しているのでしょうか?
ダイキン工業は、試運転に最適な気温について「23℃~25℃」としています。この気温の日に、積極的にエアコンの調子を確認してみましょう。
一方で、20℃以下になると冷房運転が作動しなかったり、すぐに止まってしまったりするため、試運転には不向きといいます。
気温が26℃以上になると、熱中症が心配される室内環境になってしまう可能性があるため、できる限り急いで実施するのが良さそうです。
ダイキン工業は、エアコンの試運転に関して20〜60代の1000人を対象に調査しました。その結果、試運転をしたことがある人は46.6%。ない人が53.4%となり、半数以上が試運転に馴染みがないことが分かりました。
2022年4月下旬には、シャープも次のようにツイートし、試運転を呼びかけていました。
「毎年これくらいの季節になると先に注意喚起をしているのですが、今年どころかずっと前からエアコンをお使いのご家庭へ、エアコンの試運転をしておかないと真夏の修理待ちで詰みます。買い替えでも在庫なしで詰みます。買えても設置待ちで詰みます。あわせて実家のエアコンも試運転。冷房18度で10分。」
「真夏の修理待ち」で詰まないためにーー。
夏に向けて、エアコンの準備をしてみてはいかがでしょうか。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
エアコンの試運転のやり方は?「真夏の修理で詰まない」ための“2つの手順”