2021年7月〜9月までTBS日曜劇場で放送された連続ドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」が劇場版になって戻ってきました! 1話1話の完成度が高く毎回ドキドキと楽しく観ていたので、終わってしまったときはとても寂しかったです。ですが2023年4月28日! とうとう彼らが帰ってきました! 期待しかないまま観に行きましたが、それを上回るTOKYO MERメンバーたちの活躍に感動&感動! とてもおすすめな作品となっているので、しっかりとご紹介させていただきます!
目次
- 1. あらすじ
- 2. まずTOKYO MERとはなにか?
- 3. ぐいぐい進んでいくストーリー
- 3.1. ランドマークタワーに突入! どうなる!?
- 3.2. かっこ悪い人物がひとりも…ひとりしかいない!
- 3.3. なにをやってるの? どうして? という疑問が浮かばない!
- 3.4. エンドロールでさらに感動……!
- 4. 全員無事に脱出出来たのか……!?
あらすじ
横浜のランドマークタワーで爆発事故が発生し、救命救急医の喜多見幸太(鈴木亮平)率いる救命医療チーム「TOKYO MER」が出動。しかし、危険を顧みずに救助に向かおうとする喜多見に対し、厚生労働大臣が新設した「YOKOHAMA MER」の医師・鴨居友(杏)は安全な場所で待つべきだと反論する。一方、地上70階に取り残された193名の中には、妊娠中の喜多見の妻・千晶(仲里依紗)がいた。(引用元:Yahoo! JAPAN映画)
まずTOKYO MERとはなにか?
ERカーで事故や災害現場に駆け付け患者のために戦う、都知事直轄の救命医療チームがTOKYO MER。彼らに託された使命はただひとつ。それは死者をひとりも出さないこと。その使命を胸に彼らは様々な現場でたくさんの人々を救っていきます! ドラマではメンバーたちの人間模様が丁寧に描かれており、それぞれの問題を乗り越えた彼らの姿に心打たれること間違いなし。また、劇場版公開前にスペシャルドラマも放送されましたが、こちらもとても充実した内容となっていました。劇場版はドラマやスペシャルドラマを観ていなくても楽しめる内容とはなっていましたが、観ていたらさらに何倍も楽しめるのでまだ未視聴の方はご覧になってみてはいかがでしょうか!
ぐいぐい進んでいくストーリー
劇場版は2時間を超えるので少し長いかなと思う方もいるかもしれませんが、まったくそんなことありません! ランドマークタワーに入ってからが本番ではありますが、それまでもしっかりとドキドキさせてくれます。またドラマでのメンバーたちの活躍や喜多見と千晶の再婚のこと、YOKOHAMA MERのチーフ鴨居と音羽との過去などもさらっとではあるのにしっかりとこちらに伝わる描き方がされており、そういう点でも観やすい作りとなっていると感じました!
ランドマークタワーに突入! どうなる!?
突入してからも色んな展開が待ち受けており画面から1秒たりとも目が離せません! ひとりを無事救えたと思ったのも束の間、火の手が迫っていたり他の要救助者が出たりとMERのメンバーたちは休む暇なく人々を助けていきます。そんな彼らの姿に観ているこちらもいつしか一緒に戦っている気分になること間違いありません。そしてもちろん声は出せませんが、頑張れ!負けるな!と声援を送っている自分に気づくはずです。
かっこ悪い人物がひとりも…ひとりしかいない!
この映画はもはやみんなが主人公といっても過言ではありません! それぞれ自分が出来ることを危険も顧みずに行うその姿は尊敬の一言に尽きます。MERメンバーはもちろん、消防、警察、ランドマークタワーに残された人々でさえ誰ひとり自分勝手に動くことはしません。まさにMERの使命である【死者0】を体現しているようでした。そんな中で厚生労働大臣の両国だけが傍若無人ぶりを発揮しており、それを演じる徳重聡すら嫌いになりそうな見事な演技! また、ランドマークタワーでなぜ爆発事故が起こったのか? という疑問もすべて映画の中で明かされるので、そういったモヤモヤが残ることがないのも素晴らしいです!
なにをやってるの? どうして? という疑問が浮かばない!
ストーリーはサクサクと進みますが、だからといってひとりひとりを軽く描いているかといえばそうではありません! 救助者ごとにちゃんと背景を教えてくれ、それに合ったこういう措置やオペをしますというのが観ている側にも分かりやすく伝わります。なので人手が足りずに大変な状況になったときなどはこちらも居ても立っても居られず、心の中で誰か早く来て!と願ってしまう自分がいました。またストーリー全体を通して分かりにくい箇所がほぼないので、物語に没頭出来ます。
エンドロールでさらに感動……!
エンドロールではとても粋な演出がされていました! 基本的にエンドロールは見ないで帰るという方もいると思いますが、今回はぜひ見てほしいです! ここも含めて本編と言ってもいいほどで、医療従事者の方々には本当に頭が下がる思いでした。筆者が観に行った劇場ではエンドロール中に帰る方は誰もいなかったです。
全員無事に脱出出来たのか……!?
果たしてTOKYO MERメンバーとYOKOHAMA MERメンバーは助けを求める人たち全員を救えたのか!? その答えはぜひ劇場でご覧ください! 起承転結が見事に描かれているので、ワクワクドキドキハラハラウルウルすべてが味わえる作品となっています!
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死者0なるか!? 4月28日公開「劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」の感想