横浜DeNAべイスターズのトレバー・バウアー投手が、横浜スタジアムで試合を生観戦した模様を自身のYouTubeで公開しました。「サイヤング賞投手」というバリバリのメジャーリーガーとして来日し、話題を呼んだバウアー投手。この記事ではそんなバウアー投手が語った日本のプロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)のスタジアムの違いについて紹介していきます。
2011年にMLBドラフト1巡目でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けたバウアー投手は、翌年早くもメジャーリーグ初登板を果たします。クリーブランド・インディアンズへの移籍を経て、2017年には17賞をマーク。翌年は防御率2.21を記録。そして2020年には最優秀防御率のタイトルとともに、サイヤング賞を獲得しました。
メジャーリーグでの通算成績は83勝69敗、防御率3.79となっています。
サイヤング賞はメジャーリーグのシーズンで最も活躍した投手に贈られる賞です。別名「投手最高の名誉」「世界ナンバーワン投手賞」。歴代の受賞者にはロジャー・クレメンスやランディジョンソンなど、名だたる名投手が並びます。
因みに日本人メジャーリーガーでサイヤング賞を獲得した投手は1人もいません。2020年に最多勝を獲得した、当時シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手でさえも届きませんでした。それほどまでに獲得するのが難しい賞なのです。
そんなバウアー投手ですが、実は今YouTubeで大人気なのです。来日から間もない2023年3月18日にYouTubeチャンネルを開設。1本目の動画から再生回数は60万回を突破!チャンネル登録者数はあっという間に10万人を超えるほどの勢いなのです!
バウアー投手は来日前から全編英語のYouTubeチャンネルを開設し、日々の様子を発信していました。今回人気を呼んでいるのは、来日を機に新たに開設したYouTubeチャンネルです。バウアー投手や出演者の声は日本語で読み上げられており、日本人向けに作られていることが分かります。日本に馴染もうとする姿勢が感じられますね! コメント欄には日本語のコメントが目立ちます。これがバウアー投手が日本人から愛されている理由なのかもしれません。
初めて横浜スタジアムで日本のプロ野球を生観戦したバウアー投手。その模様を4月16日に自身のYouTubeチャンネルで公開しました。再生回数は120万回をあっという間に突破! そこで語られているのはバウアー投手が感じたNPBとMLBの違いです。
横浜スタジアムの3階スイートルームから試合を観戦したバウアー投手は、アメリカと日本の違いに興味津々です。ユニフォーム姿の売り子さんを見て「ビール売り子もユニフォーム?すげえ!」と驚きの声。また試合が終わってから20分以上経過しているにも関わらず誰もファンが帰らないことに驚いている様子。「まるでファンはパーティーするためにスタジアムにやってくるようなものです」表現していました。
バウアー投手自身がワールドシリーズに出場した経験ともNPBを比較しています。ワールドシリーズ第7戦が行われたクリープランドのスタジアムは「試合中ずっとうるさかったわけではない」と振り返ったバウアー投手。それに対してNPBは、「今夜のスタジアムのエネルギーレベルはずっと最高潮」と試合開始から試合終了後までずっと盛り上がりをみせていることに感心している様子でした。
試合後照明が落とされ、ファンの持った青と白のペンライトで彩られた光景を見て「本当にかっこいいです」と興奮気味に語っています。また、球場全体の雰囲気については「すごいエンターテインメントです。アメリカとは違う。スタジアムそのものがエンターテイメントなのです」と表現。そして「こんなクレイジーな環境はありませんでした。だから待っていられない。本当に楽しみです。フィールドに出るのが。」と締めくくりました。
実績十分のメジャーリーガーとして話題を呼んだバウアー投手。3年前のサイヤング賞投手が日本でどれほどの成績を残すのかも楽しみですが、YouTubeでの活動も目が離せません!
「日本で野球を選んだ理由」や「プロの投手は、この野球の基本的な技術が下手くそだ」など、「見れば見るほどバウアーが好きになる」とのコメントが寄せられる動画が投稿されています。気になる方はせひYouTubeチャンネルをご覧ください!
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