・日本への「罪悪感なし」
一方で、私が韓国人と話す度に感じるのは「責任感の欠如」である。事実、あれだけ反日、不買を行って、少なくとも私の様な自営業者は実被害を受けてきた。
それにもかかわらず、何も考えず賛同していた韓国人は、不買運動自体が不遇だったと理解しても、自分が参加していたことへの責任は一切考えてないことが多い。
これには本当に呆れてしまう。
ほかにも、私が韓国人に驚いた出来事ある。紹介された業者の韓国人が、日本との取引で毎年数億円の売り上げを出しているにもかかわらず、次のような言葉を言っていた時には本当に驚いた。
「私の親は日本に渡り、その後、商売を始めたが日本人にこっ酷く騙されて身ぐるみ剥がされたと聞いている。私は日本人を決して許さない」
というのだ。
「それならなぜ日本と取引しているのか。アメリカでもヨーロッパでもできるのに」
と、私が聞くと、
「たとえなにか取引で問題が生じたときに、日本が相手であれば罪悪感を感じないからだ」
と言い放ったのだ。仮に自分たちに問題が生じて、日本側に代金の支払いができないような状況になっても、さほど罪悪感を感じないというのだから呆れた。
・韓国の「ちゃぶ台返し」
いまは少なくなったが、私が事業を韓国で始めた頃、日本と関わりを持つ個人事業者たちにはそんな考え方を持つ人が少なからずいて驚かされた。
私がコンサル業で最初に苦労したのもそんな韓国人たちの“後始末的なもの”だった。
日本の業者からは「韓国人は約束を守らないから」「来ると言うから待っててもこないし」などと、あげ出したらキリがないほどクレームを聞いた。
そんな彼ら、特に中高年の韓国人たちは口では「反日、不買」を反省したと言いながら、「ケロッと」した顔で日本を楽しめるのだ。
そういった意味では、まだ若者のほうが今回の「反日、不買」を深く捉えていると若者と話す度に感じられるのだ。
いま、韓国人は文在寅政権時代に戻してはいけないと思いつつ、日本に対しては何もなかった様に訪日韓国人が増えている。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下で左派組織、団体の粛清が始まってもそれが良いのか悪いのか深く考えず、ただただ文在寅政権の様な時代に戻りたくはないと言うだけだが、
そんな中にもしっかり日本と向き合おうとする者たちもいることが希望だろう。
政権が変わる度に国も変わる現象が起こって来た韓国だ。
もし次期政権が左派になり「ちゃぶ台返し」の様なことをされても、韓国人の意識が変わっていれば、いままで通り簡単に再びの「反日」に転がるというようなことは今後難しくなるだろうと思いたい。
・元徴用工問題への「ひとつの不安」
在日として日本で暮らしながら、何度も韓国には裏切られ、韓国に住んでも国に裏切られ、国民に騙されて来た私だが、やはり日本と韓国に期待を持ちたいのだ。
そのためにも今回の元徴用工問題解決の条件として、日本が「お詫び」をする必要はないことはもちろん、「請求権の放棄」を絶対韓国に認めさせてほしいと願っている。
豊 璋(在韓国コンサルタント)
現代ビジネス 4/9(日) 7:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/236e2f04480cfead7f902e5891cce1df2dc9f2ee
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