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WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンを牽引したメンバーも含めたメジャーリーガーたちが、いよいよレギュラーシーズンの戦いに入る。MLBは日本時間の3月31日に開幕する。
そんな中、アメリカのスポーツメディアESPNが「2023年最も優れたメジャーリーグ選手ランキング100」を発表した。メジャーリーグのスター選手たちに順位をつけたもので、堂々の1位にロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が選ばれた。
大谷を「球史で一番珍しい才能」
スタープレイヤーが数多くランクインする中、見事1位に輝いたのは今年のWBCで大会MVPを獲得する大活躍を見せ、投打に躍動した大谷選手だった。
ESPNは「大谷が2023年のシーズンに向けて1位にランクインすることには誰も驚かないだろう。彼は球史の中でも飛び抜けた才能を持った選手だ」と大谷選手を紹介。
さらに、「まだ28歳の大谷は最も速い走者のひとりであり、最も有力な先発投手のひとりであり、最も恐れられている打者のひとりでもある」と続けた。
球史に残るかつての偉大なプレイヤーも引き合いに出し、次のように大谷を評価した。
「100年以上前、短い期間だけ二刀流だったベーブ・ルースを除けば、このレベルで投手と打者のどちらも挑戦する選手はいなかった。ましてや優秀な成績を残すなんてもってのほかだ」
2位は最も記憶に新しい「あの人」
2位にランクインしたのは、WBC決勝戦の最終回、最後の場面で大谷選手と対決したマイク・トラウト選手だ。エンゼルスで同僚の2人のWBCでの球史に残る名勝負の後だけに、このランキングにSNSでは「彼しかいない」などと納得の声があがる。
ESPNの野球専門家は「おそらくメジャーリーグで一番の選手として大谷選手と並ぶことができるのはマイク・トラウトだけだろう」とコメント。
「去年トラウトは119試合しか出場しなかったが、40本のホームランを打ち、9回目のシルバースラッガー賞を受賞した」などと、ふくらはぎの不調に負けない彼の好成績を評価した。
エンゼルスはシーズン開幕前のオープン戦で2番にトラウト、3番に大谷を据える打順で試合に臨んでいて、文字通り、トラウトと大谷が“並ぶ”打線だ。
また、大谷選手以外の日本人選手では、ダルビッシュ有投手が80位にランクインした。
ダルビッシュ選手の契約を6年延長したサンディエゴ・パドレスのボブ・メルビン監督は「キャリアの後半で投手をやっていて、こんな契約の延長を獲得できる選手がいるとしたらそれは絶対に彼だね」と全幅の信頼を寄せる。
ランキングを見ると、マニー・マチャド選手やフアン・ソト選手(共にパドレス)やトレイ・ターナー選手(フィリーズ)やムーキー・ベッツ選手(ドジャース)などWBCにも出場したメンバーも上位に入っている。
トラウト選手をはじめ、錚々たるメジャーリーグのスター選手たちを抑えて1位に輝いた大谷選手。ESPNは「MVPに値するシーズンと500万ドル以上の契約が期待できるだろう」と今シーズンも大谷選手が大活躍することを予測した。
WBC優勝後、所属チームに戻ると「今度はエンゼルスでワールドシリーズに出たい」と語っていた大谷選手。日本時間の31日のアスレチックス戦に開幕投手として先発登板する予定だ。2023年シーズンも二刀流でチームを導く。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
エンゼルス開幕投手の大谷翔平選手「最も優れたMLB選手100」で1位に。2位の“あの人”に納得の声「彼しかいない」