「え!あの2人が?」3月25日、SNS上では驚きの声が上がりました。そう、人気俳優の中村倫也さんと、ミトちゃんこと水卜麻美さんがゴールインしたのです。交際の噂すら流れていなかった2人がまさかの電撃結婚という事で、マスコミにも衝撃が走ったのだとか。そこで今回は、新婚ホヤホヤの中村倫也さんが出演する映画を2作品紹介します!
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2022年公開。原作は人気作家の辻村深月さん。アニメ製作の舞台裏で繰り広げられる、視聴者には見えない戦いを描いた作品です。
王子千晴は過去に自身の監督したアニメで大ヒットを飛ばし、世間からは「天才」と称されていました。しかしスランプに陥ってしまい、何年もの間表舞台から姿を消していたのです。
そんな彼がついに、復帰作「運命戦線リデルライト」を発表するという事で、再び世間の注目を集めます。
変わり者の天才、王子千晴を演じたのが中村倫也さんです。クリエイターにありがちな、ちょっと気難しくて自分の世界に入り込んでいるタイプの人間を上手く表現されていました。
水卜さんによると、普段はふざけてばかりいるという中村さん。シリアスな演技の中にもチャーミングな表情が隠されているので、ファン必見です!
王子千晴に憧れてアニメ業界へ転職した斎藤瞳。長い下積み期間を経て、ついに監督としてデビューします。初監督作品「サウンドバック 奏の石」の放送時間が、王子監督の「運命戦線リデルライト」と被ったことで、どちらが今季の覇権を取れるかの大勝負に。
「絶対に負けない!」と宣戦布告をする彼女に、王子の対抗心も燃え上がる事となるのです。
アニメ制作に燃える新人監督を演じたのは、テレビに引っ張りだこの吉岡里帆さん。周りのスタッフと衝突しながらも信念を貫く真っすぐな姿勢は、世のクリエイターたちに勇気を与えてくれるでしょう。
この映画は視覚的な演出面が印象的です。SNS上の呟きが漫画の吹き出しのようにポップアップしてきたり、視聴率の競争結果がアニメーションで表現されたりと、見て楽しめる要素が盛り込まれています。その中でも特に注目の見どころがこちらの3つ!
他の映画には無い一押しポイントはこれ! なんといっても劇中アニメのクオリティです。
王子監督の「運命戦線リデルライト」は迫力のバイクアクション。対して斎藤監督の「サウンドバック 奏の石」はロボットアニメ。どちらも子どもの心を掴むのにピッタリのテーマですよね。
「運命戦線リデルライト」の予告映像がこちら
普通に放送されていても違和感の無いクオリティで驚きです。
2人の監督は、それぞれ作品に対しての想いや悩みを抱えています。
その中でも両者に共通するのは、作品のラストをどのようにして飾るか? という問題。主人公が死んで終わる事でしか視聴者の涙を誘えないのか。はたまたご都合主義のハッピーエンドなんかで後世に残る名作となれるのか。
その問題に対して2人が出した答えは、劇中アニメ最終話で描かれます
斎藤瞳の大好物はエクレア。頭を使う仕事には糖分が必要不可欠で、彼女は常にエクレアを求めています。だからプロデューサーの行城にラスト1個を奪われた時は、「なんで取るんだよ、ぶっ殺すぞ!」と、自販機を殴りつけながらブチギレ。
しかも味にも拘りが強く、せっかく差し入れされたイチゴ味のエクレアを見て、「チョコ味じゃない……」と泣きだす事も。彼女の異常なエクレア熱に、こっちまで食べたくなってしまいます。
2020年公開。月曜日の自分、火曜日の自分、といったように、曜日ごとに入れ替わる7人の人格を持つ男の物語。その中でも一番凡庸な「火曜日」の人格が主人公となります。
キャラクターに名前はなく、全て「僕」として描かれています。メインとなるのは火曜日の「僕」。
7人の人格たちは、日記帳にその日の行動記録を残して共有する事で、他の曜日の「僕」が何をしたのかを把握しているのです。しかしがさつな性格の月曜日と、控えめな火曜日の馬が合わなかったりというトラブルは付き物。
いつか1人の人間になりたい。それが「僕」の願いでした。
7人の「僕」を演じたのが中村倫也さん。作中にメインで登場するのは月曜と火曜の「僕」ですが、対極の性格である2人を見事に演じ分けているのは流石の演技力でした!
火曜日の「僕」は他の曜日の事を、日記以外で知りません。誰と出会い、何をしているのかも。
ある日水曜日の「僕」が姿を消してしまい、火曜日の「僕」が引き続き水曜日も生きる事となります。そこで水曜日の「僕」の知り合いである瑞野という女性に、火曜日の「僕」が恋に落ちるのです。
瑞野を演じたのは元乃木坂46の深川麻衣さん。グループ卒業以降は舞台や朝ドラなどに出演して、女優としてのキャリアを順調に積まれています。
7人の人格が毎日入れ替わって生活する、という奇妙な設定の本作。その見どころを3つ紹介します!
同じ家に性格の異なる7人が暮らしているのですから、ライフスタイルもバラバラ。朝目が覚めたら、前日の「僕」が連れ込んだ女性がベッドに寝ていたりと、身に覚えのない事が舞い込んできます。
その度に別の「僕」への文句を書いた付箋をあちこちに貼り付けるので、家中は付箋だらけ。それでも中々意思の疎通が図れない7人でした。
火曜日の「僕」が恋に落ちた相手は、水曜日の「僕」の知り合いである瑞野。当然彼女は何も知らないので、火曜日の「僕」に対して普段通りに接してきます。
瑞野もなんとなく違和感には気づいていましたが、「いつもの服装じゃないんですね。でもそれも素敵です」と優しい言葉をかける彼女に、火曜日の「僕」はコロリと落ちてしまいます。
はじめに水曜日の「僕」が消え、続いて木曜日も姿を消します。そうして火曜日の「僕」が3日連続で生きる事となるのですが、残りの4日間を月曜日の「僕」が支配していたのです。
全ての曜日を自分のものにしようと企む月曜日。しかし火曜日の「僕」はそれを阻止しようとし、2人は対立します。この時の中村さんの演じ分けが本当に素晴らしいので注目です!
実は中村倫也さん主演の舞台「狐清明九尾狩」を昨年観劇し、近くでお姿を拝見したのですが、非常にオーラのある方でした。今回紹介した映画でも難しい役柄を演じられていて、確かな実力のある素晴らしい俳優さんです。
水卜さんとの幸せな家庭を築きながら、今後もますますご活躍される事を願っております!
最後に一つ。「ハケンアニメ!」ですが、エンドロール後までしっかり見て下さいね! 本編のセリフの意味が回収される数秒のカットがありますので。
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