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アメリカのドナルド・トランプ前大統領は3月18日、自身の立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」で、21日に逮捕されるだろうと伝えた。

逮捕は、ポルノ俳優のストーミー・ダニエルズ氏に13万ドルの口止め料を支払った問題に関連しているとみられる。

トランプ前大統領は投稿で、支持者に「抗議し、私たちの国を取り戻せ」と呼びかけ、その後「悪魔と邪悪な奴ら」が軍隊と国を破壊していると主張。

「我々が眺めている目の前で、奴らは国を殺している。 我々はアメリカを救わなければならない！抗議だ、抗議だ、抗議だ！！！」と、投稿した。

問題となった口止め料

トランプ前大統領は、2016年の大統領選挙の前に、2006年に不倫関係にあったとされるダニエルズ氏に口止め料を支払ったとされている。トランプ氏は2005年に、メラニア・トランプ氏と結婚している。

マンハッタン地区検察のアルヴィン・ブラッグ検事は、この支払いが州法違反かどうかを捜査していた。一方、トランプ氏は繰り返し捜査を「魔女狩り」と繰り返し非難してきた。

口止め料はトランプ氏の元弁護士マイケル・コーエン氏が設立したダミー会社を通じて支払われたとされており、コーエン氏は選挙資金法違反の罪で1年間服役した。

また、コーエン氏の裁判資料には、トランプ氏が支払いに関与していたことを示唆する内容が記されている。

アメリカでは大統領経験者が起訴されたことはない。トランプ氏が起訴された場合、初めてとなる。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。