最年長のジンに続き、兵役入隊を発表したJ-HOPE(ホソク)。寂しさを抱えるARMYのために、ホソクはシングル曲『on the street (with J. Cole)』を発表しました。ホソクが長く憧れていたJ. Coleも曲に参加しており、本人にとってもARMYにとっても、大切な意味を持つ楽曲です。
兵役入隊を発表したホソクは、3月3日に『『j-hope ‘on the street (with J. Cole)』』をリリース。タイトルにも入っている「ストリート」は、ホソクが音楽に触れた「ストリートミュージック」「ストリートダンス」の意味、そして「ホソク自身が辿って来たストリート(道)」の意味が込められています。
ARMYへのプレゼントでもあるこの曲は、ホソクのルーツや夢に加え、「これからのARMYとの道」という意味も込められているでしょう。入隊につき、少しの間だけ離れることになるホソクとARMY。しかし、その時間すら後から見れば、両者が辿った「道」の一部になるのかもしれません。
『on the street (with J. Cole)』には、ドイツ出身のラッパーJ.Coleが参加したことで話題を呼びました。J.Coleは、あのドレイクも評価したほどの実力の持ち主。デビューからすべてのアルバムが全米1位に輝き、世界に名を知られるラッパーです。複雑な家庭環境から、家族の世話をしつつ大学に進学、レーベルとの契約を目指したJ.Cole。かなりの苦労を抱えながらも、2009年に発表したミックステープをきっかけに、光が当たり始めます。
ホソクは以前よりJ.Coleへをリスペクトしており、2013年(デビュー年)にBTSが発表した『Born Singer』は、J.Coleが歌う原曲をカバーしたものです。
BTSが2022年に公開した『Proof』ライブ映像でも、『Born Singer』を1曲目に披露しています。
兵役前のシングル曲ながら、『on the street (with J. Cole)』は悲しい曲ではなく、穏やかにARMYへの感謝を歌う楽曲です。「僕はいつものように生きているから、あなたもいつものように僕を望んで、愛してね」という、最大限の愛を詰め込んだ楽曲。
穏やかに朗らかに歌うホソクの歌を聴いていると、「これが最後だ」と言う切なさと共に、「また必ず会える」と言う希望も湧いてきます。ホソクが楽曲に込めた愛情が、そうさせるのでしょう。
『on the street (with J. Cole)』は、路上で少年と言葉を交わすホソクの姿に始まり、軽やかに踊りながら道を歩みホソク、地下鉄で踊るホープへと続きます。まるで、「どんな時でも、どんな場所でも、常に明るく踊り続けてきたホソク」を現す様。ラストで屋上にいるColeの元へたどり着き、握手をかわす姿は、「どんな場所でも踊り続けて、ようやくあなたの元へたどり着きました」という、ホソクのメッセージにも思えます。
ずっと J. Coleに憧れてきたホソク。兵役前に J. Coleと共演したことは、ホソクにとってひとつの終着地であり、新しい始まりなのかもしれません。
『on the street (with J. Cole)』の前半にある「今はただ歩いている(英語)」の歌詞を歌うとき、ホソクが美しく頭を下げます。それがARMYへの感謝の挨拶にも、束の間の別れを告げる挨拶にも見え、何とも切ない気持ちに。しかし、軽やかに踊りステップを踏むホソクを見ると、彼の誠実な優しさが真っ直ぐに届き、不思議と温かな気持ちになります。
「あまり悲しまずに、寂しがらずに、もう一度会える日のために、歩いていこう」という、前向きな気持ちになれる曲です。このMVまで含めて、ホソクが大切に紡いだメッセージなのでしょう。
ホソクはジミンと共に、『on the street (with J. Cole)』ダンスチャレンジ動画を公開。パリコレのDIORのショーといい、最近はこの2人で行動することが増えました。青空の下、軽やかなダンスを披露する姿からは、2人の仲良しぶりが伝わります。
アイドルやスーパースターとはまた違う、ただ楽しそうに踊る2人の表情を見ると、この時間がとても愛おしく感じられるでしょう。
TXTのダンスチャレンジにも、ホソクが参加しました。
踊っているのはTXTの『Happy Fools』で、参加メンバーはヨンジュンとヒュニン・カイ。TXTは、ホソクと同じロラパルーザに出演したり、『Dick Clark’s New Year’s Rockin’ Eve』に参加したり、何かとご縁があります(共にステージに立ったわけではなく、別々のステージです)。
メンバー全員が後輩思いのBTS。この様に、後輩とのコラボも増えていくかもしれません。
どんな時も、ARMYへの愛を発信し続けてきたBTS。兵役という人生の節目を迎えながら、ホソクが発したメッセージもまた「ARMYへの感謝」でした。ファンと離れる寂しさでもなく、悲しさでもなく、ただ感謝を綴ったホソクのメッセージに、ARMYからは感謝の声が集まっています。
「いつも通りに望んで、愛して」と言う彼の言葉通り、ファンダムは当たり前の様にホソクを愛し、帰還を待ち続けるでしょう。待つ時間さえ、ホソクとARMYのストリートとなる様に。
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