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俳優のオーブリー・プラザが、SAG賞(全米映画俳優組合賞)授賞式で着用し、物議を醸したドレスについて、スタイリストが意図を明かした。
プラザが2月26日のアメリカ・ロサンゼルスで開かれた授賞式で着用したのは、ネックラインが交差したマイケル・コースのドレスで、下胸が見えるデザインだった。
これについて、SNSにはさまざまな意見が投稿された。
プラザのレッドカーペットの写真を紹介したInstagramの投稿には「後ろ前に着ているように見える」や「素晴らしい人たちに、ひどいドレスを着せるのはやめて」といった手厳しい意見が投稿された。
さらに「ストラップをもっと上手く調整できたと思う。だけど色はすごく素敵だし、髪型やメイクも素晴らしい」という感想もあった。
これに対し、スタイリストのジェシカ・パスターが「7回試着したんです…本当に…そして私は下胸を見せたかったんです 😍」とコメントし、下胸を見せる装いが意図したものだったと明かした。
ただ、プラザのドレスがSNSを賑わせたのはレッドカーペットの写真だけではなかった。
プラザが出演しているHBOオリジナルシリーズ『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』は、SAG賞のドラマ部門アンサンブル賞を受賞した。
この受賞のステージで、プラザがイライラしているような表情を見せる動画が、Twitterなどに投稿された。
映像で、プラザはドレスの胸の部分を調整しながら「くそ!」と言っているように見える。これに対しSNSには「なぜオーブリー・プラザは奇妙な行動をしているのか」など、さまざまなコメントが投稿された。
さらに、この行動は共演者のジョン・グリースがプラザにささやいた言葉がきっかけだったのでは、という推測も投稿された。
グリースは、プラザが「くそ!」と発言する前に彼女に話しかけていた。プラザはその後、慌てた表情でドレスを見下ろして胸ストラップを必死に調整している。
この件について、プラザ自身は公の場で話していないものの、グリースは27日に、ステージ上でのやり取りをPage6に明かした。
それによると、グリースはプラザの前に15人ほどの人々がいたため、「前の方を見て」と話しかけた。
そして下胸が見えていることを教え「その前に直した方がいい」と伝えたという。
さらに、プラザが「くそ!」と言っているように見えたことについて「痛烈なウィットだ」とも述べている。
「彼女が暗に示していたのは『私の乳首が見えるのが、なぜ問題になるの』ということだと思います」
「それは彼女のユーモアです。彼女は辛口でさりげないウィットに富んでいる。痛烈なウィットです」
さらに、グリースはこの時のやりとりがSNSで拡散した後、プラザにメッセージを送り「本当に怒ってなかったの?」と訊ねたとも明かした。プラザの返信は「全然怒っていませんよ!」だったという。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
下胸が見える授賞式のドレスに酷評。スタイリストが真相を明かす