ヘタの状態と周囲を観察
「イチゴの場合はヘタが鮮度を判断するポイントになります。ヘタが反り返るぐらい先端までピンと立っていて、緑が鮮やかで濃いものは鮮度が良い証拠です。ただ、鮮度が良くてもヘタが果肉部分に比べて大きいものは、養分バランスがうまく調整できていない場合があるので、避けた方が無難です。
次にヘタの周囲を観察して完熟度合いを見ます。完熟したイチゴは、ヘタの付け根まで赤くなっています。また、ヘタの付け根から果肉の上部がふっくらとふくらんでいるものは完熟に近いことが多いです」(吉田さん)