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アカデミー賞授賞式で、クリス・ロックを平手打ちされたことが強く批判されたウィル・スミス。
あれから間も無く1年を迎える2月20日、スミスがあの事件をネタにしたジョークをTikTokに投稿した。
スミスがアップロードしたのは、TikTokクリエイター、サム・ロッシとのデュエット動画だ。ロッシは動画で「あること」をやってみるよう提案している。
それは「自分のことをどう思うか、物に尋ねる」という行動。
ロッシは「非常に馬鹿げているように聞こえますが、これは人生を変えます」と述べ、次のように説明している。
「何か物を選んで、あなたのことをどう思うか尋ねるというのをご存知ですか?」
「例えばペンを手に取って、あなたのことをどう見ているのか、どう思うかを尋ねるんです。すると心の中に答えが浮かんできます」
ロッシの言葉に、考え込むような表情を見せたスミス。
周りを見回し手にしたのは、2022年のアカデミー賞で受賞した、主演男優賞のオスカー像だった。
@willsmith#duet with @missmoneyworking ♬ original sound – Will Smith
スミスはこの賞を2021年の映画『ドリームプラン』で受賞した。彼にとって初のアカデミー賞主演男優賞であり、俳優のキャリアで最も重要な物の一つになるはずだった。
しかしこの時の授賞式で、スミスは脱毛症を公表している妻のジェイダ・ピンケット・スミスの髪型を揶揄したクリス・ロックを平手打ち。
この暴力に対して激しい批判が起き、スミスの行動はファンをはじめとした多くの人たちを失望させた。
授賞式の後、スミスは正式に謝罪したものの、オスカーを返却すべきだという声も上がった。さらに映画芸術科学アカデミーは、今後10年授賞式を含むアカデミー賞関連イベントへのスミスの参加を禁じた。
こういった経緯を考えれば、オスカー像はスミスに対して複雑な考えを持っているに違いない。
スミスも、オスカー像の方を見て何かを言いたそうな表情を見せている。しかしTikTokの動画はそこで終了し、オスカー像がスミスをどう思っているかを聞くことはできなかった。
オスカー像の考えはわからなかったものの、スミスのジョークはファンの多くに受け入れられたようだ。
TikTokやTwitterなどには、「反省の時間は終わりました。ウィルお帰りなさい」「彼はレジェンドだ」「彼も私たちと同じように人間です。 人生は問題のある行動をした時よりも、長く続く」などのコメントが投稿されている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ウィル・スミスがアカデミー賞事件をついにジョークに。ファンは「お帰りなさい」