東京都中央区のある会社が猫同伴出勤ができて猫手当まで出る会社として話題になっています。
有名週刊誌やテレビ番組で取り上げられるほど注目度の高いファーレイ株式会社。Twitterではオフィスの猫たちの様子を発信して1.4万人のフォロワーを和ませてくれています。
猫好きにはなんとも羨ましい労働環境
「レッドブル、一本いっとく?」と言いたげな三毛猫先輩。
ここはシステム開発を行っている「ファーレイ株式会社」のオフィス。デスクに積み上げられたレッドブルは飲み放題だそうです。
社員さん方、よほどお仕事が立て込んでいるんでしょうか? 眠気に負けずに頑張って!
ドローンを使った空撮で広告の仕事もしているこちらの会社。猫同伴で現場に出動することもあるようです。
ぶーんと登場するドローン。水平に頭上を横切っていきます。猫先輩たちはちょっと腰が引けつつやり過ごしている様子。機材に慣れているのかな?
仕事ではパソコンが必要不可欠ですね。じっと組み立て作業を見守っているのはサビ猫先輩。
ちょっかい出したくなるアイテムだらけなのに少し離れて座っています。もしや抜け毛が入らないように気を使ってる? ……健気ですぅ。
会社では4月にやってくる新入社員のためにパソコンのパーツを山積みにして待っています。パソコンは新入社員であっても自分で組み立てる決まりなんですって!
そしてもう一つ大事なお仕事が。ちゅーるで猫先輩に取り入る、いや違った、仲良くなること。ちゅーるをいい感じに舐めやすく出すのってコツがいるんですよね。
オフィスにいる猫は全て保護された猫たちだそう。「会社で恵まれない猫を保護し、社員が育てる取り組みを行っています。」とのこと。
物や自然に優しく社会全体を考えた環境問題に積極的に取り組みたいと、猫の保護活動を続けておられるそうです。
そして社員の半数が猫飼いさん。飼っている猫と同伴出勤ができます。さらに、保護した猫を引き取って育てる社員には「猫手当」が月5,000円。キャットフードや猫砂を買う資金として会社から支給しているそうです。これはびっくり!
「とても興味深いのでフォローしました! 猫を大事にする会社最高。」
「こんな会社勤めたい! ありがたい福利厚生にゃ。」
「職場ににゃんこが居るなんて! 働きたいです。」
「すごい企業が現れた
「そんな素敵な会社が近くにあったら家業なんて畳んでお世話になりたい。」
「めちゃくちゃ働きたい。同伴出勤最高!」
「素晴らしい取り組みを既に10年も前から。知らなかった。」
「スゴい取り組みですね。工夫あふれる会社だと思います。」
「動物病院受診時間休暇とかもあったらいいかなって……そこまでは無理だよね。」
「月五千円!!!! すっごくすっっっごくありがたい。」
留守番させている猫が仕事中に気になって、一緒に会社に来れたらなぁと溜息をつく飼い主は日本中にたくさんいることでしょう。
コメント欄には「今から急いでプログラミングを勉強するから雇ってほしい」という声があちこちから上がっていました。
猫に癒されながら仕事がしたい……。しかしマイペースが売りの猫たちが仕事の邪魔をしないでいられるのか? オフィスの様子を見てみましょう。
社員さんはキーボードを打ちたいのに茶トラの子猫が手首を枕にして寝てしまいました……。か、かわいいっ!
この状態でキーパンチは無理っしょ。だって子猫が目を覚ましてしまう。
ブラッシングチャンスは突然にやってくる。画面ばかり見てないでワレの腹を見よ、とキジトラ先輩。
下僕、じゃなくて社員さんは脇の下まで念入りにブラッシング。膝の上でとろけそうな顔を見ていたら、座りっぱなしの腰の疲れも和らぎそうです。
黒猫先輩が目をガッと見張って新入社員に仕事への姿勢を指導中。
何を指導しているかって? 毛皮をなでなでしたい衝動にも負けない集中力こそが大切だと教えているのだ!
キレイに並べられた書類にご満悦な三毛猫先輩。これは学校の就職課に送る採用要綱なんですって!
こちらの会社に興味のある学生の皆様、封筒を受け取ったら中をよくご確認くださいね。書類の間に猫の毛が挟まっていたらアタリかも! 面接で申し出たら内定がもらえるかもしれませんよ(笑)
オフィスの窓辺から東京湾が見渡せますね。クッションに横たわって下界を見ながら昼寝している三毛猫先輩。絶対に気持ちいいと思うんですよねー。でも高所恐怖症の人にはひたすら恐怖でしかないですな。
高層階だからこそできる黒いお友達と窓辺でこんにちは。黒猫先輩が窓越しにカラスと交信しています。
何かブラックな情報はゲットできましたか? 会社のためにすぐに社長に報告してくださいよ。
納期が近づくと社員さん達は全力で働きます。当然お腹がすきますよね。
Twitterの投稿によく登場する賄いの写真がとってもおいしそうですよ。もちろん猫先輩たちもしっかり参加しています。
仕事始めに「蟹すき」が振舞われました。よっ太っ腹!
カニを食べる猫って結構いるみたいですね。「いい匂いがするにゃ?」と勇み足気味です。先に食べられないように早く鍋にしちゃいましょう。
社員さんの誕生日には手作りケーキが登場しました。ハピバー
モンブランを横目でチラ見するぶち猫先輩。うにょうにょしたざるそばクリームに猫パンチしそうでハラハラします。
こらこら、ヅラ猫先輩、食材を跨いじゃいけませんて。
この食材から考えると……冷やし中華かな? 6月になると気温が上がってきてツルっとさっぱりしたものが食べたくなりますね。
40人分のカレーが作れる大鍋があるとは! まかにゃいに向ける会社の本気を感じます。お仕事は体が資本、みなさんしっかり食べてくださいね。
ヅラ猫先輩、申し訳ありませんがカレーの香辛料は猫には毒です。つまみ食い防止のため前足を拘束いたします。
看板猫として活躍したサビ猫先輩が先日病気でお別れとなりました。『週刊朝日』でも記事になり、広報担当として会社の宣伝に役立ちましたね。立派です。
生き物と時間を共にしていると、いつか必ず別れに立ち会わなければなりません。辛いし寂しいし、仕事をする精神状態じゃなくなりそう……。
「猫を飼う人への支援が殺処分減に寄与し、猫の幸せにつながるという強い信念がある」
社長はこのように語り、会社が猫飼い推進の取り組みをやめることはないのだそうです。
出典:『週刊朝日』
悲しい出来事もありましたが、春になればまた新人社員がやってきます。保護猫さんも途切れることなく入社することでしょう。きっとにぎやかな毎日になりますね。
これからも猫同伴出勤ができるステキなオフィスの投稿を楽しみに待っています。会社もますます発展していきますように!
最後までご覧いただきありがとうございました。
オリジナルサイトで読む : AppBank
ネコと一緒に出勤しよう‼ 保護ネコ先輩たちが社員並みにバリバリ働くIT会社があるんだって!