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2月6日の今日、アメリカではグラミー賞授賞式が開催されている。
アメリカ音楽界最高の栄誉とも呼ばれるグラミー賞ーー。
ビヨンセやレディー・ガガ、テイラー・スウィフトなどの有名アーティストがこれまで数多くのグラミー賞を受賞している。しかし、実は音楽アーティスト以外にも、同賞を受賞している意外な著名人たちがいる。
グラミー賞には、主要の最優秀レコード賞やアルバム賞の他にもニッチな賞が多数あり、合計で約90の部門が存在する。そのため、音楽とは縁のなさそうな著名人も受賞しているのだ。
ここでは、過去のグラミー賞受賞者の中から、最も意外な受賞者9人を紹介しよう。
バラク・オバマは、実はグラミー賞を2度受賞している。それも、彼がアメリカ大統領に選出される前に、だ。
オバマは2006年に『Dreams From My Father(邦題:マイ・ドリーム)』で、2008年には『Audacity of Hope(邦題:合衆国再生)』のオーディオブックでで最優秀朗読アルバム賞を受賞した。
また、オバマの妻であるミシェル夫人も、2020年に彼女の回顧録『Becoming(邦題:マイ・ストーリー)』のオーディオブックが同賞を受賞している。
この3人は皆それぞれとても有名だが、グラミー賞とは無縁に見える。しかもこの受賞のさらに驚くべき点は、この3人がグループで受賞したことだ。
元アメリカ大統領、元旧ソ連大統領大統領、レジェンド俳優という意外な組み合わせの3人組は、『ピーターと狼』と『狼のたどる道』の朗読で、2004年に子供向け朗読アルバム賞を受賞した。
『スター・ウォーズ』シリーズでお馴染みだった俳優キャリー・フィッシャーは、他界後の2018年、自身の回顧録『プリンセス・ダイアリスト』のオーディオブック版で最優秀朗読アルバム賞を受賞した。
映画『タイタニック』などで知られるケイト・ウィンスレットは、オスカーからエミー、ゴールデン・グローブ賞など、演技において華麗な受賞歴を持つ。しかしそれだけではない。
2000年には、最優秀子供向け朗読アルバム賞を受賞している。
『セサミストリート』などに登場する操り人形のマペットたちも、これまで長年に渡り、複数のグラミー賞を受賞している。
マペット初の受賞は1978年で、『マペット・ショー』のアルバムで最優秀子供向けレコーディング賞を受賞した。
多くの著名人が最優秀朗読アルバム賞を受賞しているのを考えると、キング牧師のグラミー賞受賞に驚きはないだろう。
キング牧師の演説『なぜ私はベトナム戦争に反対するのか』の録音は、彼の他界後である1971年に最優秀朗読レコーディング賞を受賞した。
逆に驚きなのは、キング牧師の有名なスピーチ『私には夢がある』が1969年にノミネートされながらも、受賞しなかったことだ。
Apple社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズは2011年の他界後、iPodやiTunesなどの製品によって、私たちの音楽の消費・視聴方法に革命を起こしたとして評価され、グラミーから特別功労賞を受賞した。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集・加筆しました。
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