みなさんいよいよ始まった2023年のUS PGA、既にハワイでの熱戦を終えツアーはUS本土へ場所を移し本格的な戦いが繰り広げられております。われらが松山英樹選手のみならず、ソニーオープンを初めてとしハワイラウンドから参戦した多くの日本人選手の活躍もありゴルフ好きとしては大変楽しみな週が続きますね。
さて先週開催されたファーマーズインシュランスでは4名の日本人選手が出場しました、はたしてその結果は?
まずは1つ目のコースのNC(ノースコース)そして決勝ランド行われる難関SC(サウスコース)共に1ラウンドづつプレーし2日間の予選ラウンドを実施、1日目は穏やかな気候そして2日目は難敵の“かぜ”に多くの選手が悩まされる結果と成りました。NC1日目のスタートは松山選手、中島選手、小平選手、いっぽうSCが1日目の蝉川選手は難関なコースでのスタートとなりましたが天候が良かったので結果的には少し恵まれていたかもしれません。
このトーレパインズゴルフ場はラフの難しさが際立ちます。蝉川選手のスタート前のインタビューでもコメントしていましたが“ラフは長くないが日本のメジャーセッティングとは比べ物にならないくらい難しい、とにかく簡単には出ない”というものでした。
予選CUTラインは1,2日TTL(トータル)でE(イーブン)。
1日目SC前半E、後半+2、TTL+2、2日目NC前半E、後半E、TTL-2、予選ラウンド2日間TTL Eで見事予選通過です。特に2日目のラウンドは2イーグルで本来の蝉川選手の爆発力を発揮した結果が出ました。今回の蝉川選手のPGAツアー3連戦では2戦で予選通過の結果を残し、少し疲れたと予選ラウンドを終えてコメントしておりましたがついこの間まで学生選手としてプレーしていたことを思えば大きな実績に成ったのでないでしょうか、将来が大変楽しみですね。
1日目NC前半-1、後半-2、TTL-3、2日目SC前半+3、後半+3、TTL+6、予選ラウンドTTL +3で残念ながら予選CUTです。NCの貯金を2日目のSCで大きく吐き出しオーバーパーとしてしまいました。やはりSCは難関です。練習ラウンドでは松山選手にアプローチの指南を受けた中島選手ですが、FWキープ率の低さが原因だったでしょうか、彼の技術を持ってしても跳ね返されてしまいます。
1日目NC前半E、後半-4、TTL-4、2日目SC前半-1、後半+4 TTL +3、予選ラウンドTTL-1見事予選通過です。
練習ラウンドでは体が動かず距離も出なかったが、予選ラウンドを終えて戻りつつありNCでの貯金が生きこの難しいコースで初めて予選通過でき非常に喜んでおりました。ここ数年のPGAツアー生活にも慣れどの様にコースを攻略したらいいのかそのプレーぶりは余裕すら感じます。
1日目NC前半-1、後半-1、TTL-2、2日目SC前半-2、後半+3 TTL +1、予選ラウンドTTL -1で予選通過です。
心配していた体の具合は万全ではないようで少し“かぜ”に悩まされていました。安定したプレーは毎年PGA上位をキープしている実力でしょうか、どんな状況で有っても必ず結果を残しますね。
日本人4選手中予選通過は3選手でした。蝉川選手おめでとうございます。このトーリパインズの難コースを後2日ランド出来る事に成りました。また、毎年その壁に跳ね返されていた小平選手お見事です、この予選通過で上手くなったのとの実感が持てたのではないでしょうか!
そして決勝ラウンドへ、難コースのSCでの残り2日間の日本人選手の結果やいかに
SCを回る決勝ラウンド、予選通過したとしても安心できません。セッティングが非常にタフなSCです。ラフが短いからと言って油断は禁物、PGAの選手でもとにかく苦労しますね。
SCで多くの選手が苦労する中でも伸ばしたのは松山選手です3日目で-4をたたき出し3日間TTLで-4として大きく順位を上げ15位としました。
一方蝉川選手は3日目 Eで3日間TTL Eの49位、小平選手は3日目+2で3日間TTL+1で60位をいう結果です。
松山選手最終日前半なんと4連続を含む6バーディーでフロントナインでTTL-10としリーダースボードについに“MATSUYAMA”の名前が登場です。この時2位タイで首位と3打差まで詰めました。松山選手の爆発力はとても有名で、見ている方をわくわくさせる選手ですがこの日も“やってくれる”と思いはつのります。トップを走る新人サムライダー選手、追い上げるラーム、マックスホーマも予断できない相手。
わくわくしながら後半に入ります、新人のサムライダーはどうでしょうホールを重ねるごとにボディーブローのように難コースが彼におそいかかりあっという間に4打も落とし沈みます。ラームはここ数試合好調ぶりを発揮していましたがこの日はパットが決まりません。そしてマックスホーマは後半粘り強くバーディーを積みかさね一気に首位に躍り出て差をつけます。
一方松山選手は前半の絶好調ぶりは息をひそめ後半だけで+3と成り、結局4日目-3 4日間のTTL-7の9位で終了。でも英樹さんさすがです“かぜ”で体調が悪くショットの感覚と飛距離にハンデを背負いながらここまで見せてくれました。
終了後のインタビューでは“4日目10番までは良い感じでプレーができた。またやる事の方向性は見えてきておりその幅も狭くなってきた”とコメントしております。特に“飛距離が出なくてもここまでできることが確認できたのは大きい”と。
最終日前半絶好調の松山選手 4日目TTL-3お疲れさまでした。
4日目前半+3、後半+4 4日目TTL+7、4日間TTL+7で67位で終えております。
終了後の本人のコメントでは“PGAツアーを3戦していく中ではじめパティングの自信を無くしていたがそれを取り戻せた。ショットには自信が有りツアーを戦ってきたが通用しなかった、また課題が多く見つかった。
今までテレビでしか見ていなかったラーム、シャウフェレが実際同じフィールドの前と後ろにいた、松山選手もいた益々こちらでプレーしたい気持ちに成った。”と言っておりました。今後の活躍が期待されます。
4日目前半+1、後半+2 最終日TTL+3、4日間TTL+4 で53位という結果でした。
本人からは“まず予選を通過して自身に成った。まだトーリパインズには通用していないが、調子自体は上がってきている。ただ感覚自体は戻ってきてはいないので来週も頑張る”とのことでした。今後PGAツアーで大きな結果を残して頂きたいですね。
優勝は4日目後半の追い上げが激しくまくりにまくったマックスホーマ!
松山選手の活躍は毎週注目ですね。大きな期待とマスターズチャンピオンとしてのメジャー制覇の期待をしたいです。
PGAにスポット参戦する日本人の若手も注目! 飛距離では大きく差を開けられていた日本人選手ですが蝉川選手、中島選手など最近の若手選手は飛距離ではUS PGA選手に負けていません。これからもPGAツアーで活躍する日本人選手に注目しましょう。
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