ハリネズミというと、みなさん見た目は思い出せるメジャーな動物ですが、どんな魅力があるのかは意外と知られていないのではないでしょうか？ 今回はハリネズミを実際に飼っている私が、ハリネズミのかわいいところと大変なところをご紹介します。snsの投稿記事も一緒にご紹介していきますので、かわいいハリネズミに癒されていってくださいね。
現在、日本でペットとして飼うことができるのは、世界中に多くいるハリネズミの種類の中でも、ヨツユビハリネズミ（ピグミーヘッジホッグ）という種類のものだけです。近年人気が高まっており、小動物を扱っているペットショップではハリネズミもおいているところが多くなってきていますよ。なんといっても一番の特徴はあのちくちくの針。夜行性で昼間は寝ていることが多いです。
ヨーロッパでは、幸せをはこぶ動物といわれ、縁起がいいといわれています。
それではさっそく、ハリネズミのかわいいところを順番にご紹介していきますね！
ずんぐりした丸い体にちょこんと生えた細い足。ポテポテとした歩き方は癒し効果抜群です。後ろ姿が、おしりをフリフリしながら歩いているように見えて、とってもかわいいんですよ。野生下では運動量も多く、意外と素早く走ることもできるようです。
ハリネズミの飼育グッズにはハンドメイドのものも多く、それがまたすごくかわいいんです。基本の飼育グッズを揃えて慣れてきたころには、飼い主さんの好みのものを見つけてみるのも楽しいですよ。ただし、あくまでもハリネズミの安全第一。居心地が悪そうだったら、使うのはやめましょう。
飼育グッズだけでなく、ハリネズミをモチーフとしたものもたくさんありますね。ぬいぐるみや布地、食器なども豊富です。ハリネズミ好きにはたまりませんね。
表情豊かなハリネズミ。寝ているときのおまぬけな表情や警戒しているときの顔、つぶらな瞳と意外と鋭い歯、など、観察しているといろいろな表情を見ることができますよ。
ハリネズミの頭には針がありますよね。この針は立てたり寝かせたりするのですが、針を立てているときはなんとなく怒っているような感じの目に、寝かせているときはのほほんとした感じの目になるのです。ハリネズミの表情を豊かにしている一因ですね。
顔の色、針の色、目の色など、カラーバリエーションが豊富なのもハリネズミの特徴。
流通量の多いものでは、スタンダード（ソルトアンドペッパー）、パイド（一部分の針が白い個体。白が入る度合いは個体によって異なる。）、シナモンカラー（人気のカラー。鼻先がピンクで全体的に明るい茶色）などがあります。
ほとんど流通しないレアカラーとしては、シャンパン、プラチナ、スプリットフェイスなどがあるようですが、私は見たことがありません。気になる方は詳しく調べてみることをおすすめしますよ。
他にも、アプリコット、アルビノ、チョコレートチップなど、本当に豊富です。それに名前がなんだかかわいいですね。
次に、ハリネズミの大変なところもご紹介します。実際に飼うとなると、たいへんな部分を知っておくことはとっても大切ですよね。
警戒心がとっても強いハリネズミ。慣れないうちは、ちょっとしたことで警戒して、すぐにフシューッと丸まってイガグリ状態になってしまいます。snsなどではよくハリネズミを抱っこしている画像が投稿されていますが、イガグリ状態のハリネズミに不用意に触れたら大変。めちゃくちゃ痛いし、出血します。私は針が痛すぎて、皮手袋を愛用していましたよ。それくらい痛いです。
先ほどご紹介したように、すぐにイガグリ状態になってしまうハリネズミ。痛くて怖くて飼い主が触れ合う機会を作れずにいると、慣れるのが難しくなります。snsで見るようなべた慣れのハリネズミはかなりレアな印象。でも、だからこそ、慣れてくれた時の喜びはひとしおです。根気よく地道に触れ合いつつ、心を開いてくれるまで待ちましょう。
フン、尿の量が多く、においが強くなりがちなので、こまめな掃除が必要です。これはどんな動物でもそうかもしれませんね。しかし、ハリネズミに特徴的なのは、ハリネズミフードの独特なにおい。今までいろいろな動物を飼育してきましたが、フードのにおいの中ではハリネズミのものが一番独特かもしれません。心配な方は、ペットショップで一度においを嗅がせてもらうといいかもしれませんよ(笑)。
うちのハリネズミはけっこうビビりな方で、いまだによくイガグリ状態になっていますよ。でも、結局はイガグリ状態になっているところもかわいいんです。誰にでも心を開くわけじゃないツンデレなところもまたかわいいんですよ。最近はハリネズミと触れ合えるカフェなどもできてきているようなので、ご興味のある方はぜひ触れ合ってみてはいかがでしょうか。
オリジナルサイトで読む ： AppBank
「触ると痛い! でもカワイイ!」意外と知らない? あのハリネズミの特徴とは?