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カリフォルニアの海は…いや、海は一般的に、青い。
しかし、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにはこのところ、蛍光ピンクの波が押し寄せている。
一体何があったのか?
実はこれ、自然現象ではなく、調査実験の一環なのだ。
カリフォルニア大学サンディエゴ校のスクリップス海洋研究所とワシントン大学が共同で行っているこの実験は、少量の淡水の流出が、波が砕けるサーフゾーンでどう作用するのかを調査するもの。河口で染料を放出することで、研究者たちはその動きを追跡することができる。
You've heard of the green room, but have you ever been barreled in the pink room? 🏄🏾 Last week's pink waves at Torrey Pines State Beach were a result of science in action.
🌊 More on the experiment: https://t.co/uMBJR4so59
🌊 FAQ: https://t.co/Zv176CdN1h📸: @erikjeppic.twitter.com/1oc9VJTDmT
— Scripps Institution of Oceanography (@Scripps_Ocean) January 25, 2023
同研究所のウェブサイトによると、川や河口は、 淡水や土砂、汚染物質などを海の沿岸に運ぶという重要な役割を担っているが、その中でも浮力の高い物質が、濃度や塩分が高く、冷たい環境、またサーフゾーンでどのように作用するかはほとんど分かっていないという。
この調査結果は、近海の土砂や汚染物質、仔魚などの物質の拡散を数値化し、把握するための重要なデータとなるという。
調査は1月から2月にかけて実施され、第一回目の染料放出は1月20日に行われた。
ピンクの染料は無害で、人間や他の野生動物、そして環境にも悪影響を及ぼさないという。しかし染料放出日は多くの研究者が活動するため、海で遊ぶ際は他のビーチに行くよう研究所は勧告している。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
蛍光ピンクの波、カリフォルニアのビーチに押し寄せる ⇒ 真面目な調査のためだった【画像集】