出生率の回復には、男女とも柔軟な働き方ができる環境作りが不可欠――。20世紀後半、出生率低下にあえいだ先進国は試行錯誤を経てこの解を導き出した。「男=仕事、女=家庭」とみなす伝統が根強いドイツも、夫婦が柔軟な働き方を選べる仕組みが出生率回復をもたらした。
ドイツは1990年代には出生率が一時1.2台まで低下し、隣国のフランスや北欧とは大きく差が付いた。2015年以降は1.5台に回復した。21年は1.58だ。
女性を家庭に縛る伝統的な価値観を修正するには、男性が育児休暇を取りやすくする環境づくりが欠かせない。07年に導入した「両親手当」は育児休業給付として最大14カ月分を受け取れるが、そのうち2カ月分はもう片方の親が取らなければ権利がなくなる。これが男性の育児休暇取得を飛躍的に上げた。母親が12カ月間、父親が2カ月間取る夫婦が多いという。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66881060V11C22A2EP0000/
「小さな奇跡」と評されたドイツ、裏側に外国人出生率の急上昇
ドイツの人口は2017年9月時点で8274万人*1と、欧州連合(EU)のなかで最も人口の大きな国である。うち、ドイツ人が7316万人、外国人が957万人であり、外国人の割合が11.57%となった。ドイツにおいて人口に関する議論は、移民や難民の受け入れと切り離せない。2011年9月から2017年9月までの6年間のデータ(図表3-1)をみても、人口全体は約3%(243万人)増えたが、その内訳はというとドイツ人は84.6万人の減少、外国人は328.1万人の増加である。
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO4495934017052019000000
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出生率回復させたドイツの少子化対策すげぇwwwwww 日本も真似したほうがいいなこれは