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大ヒットドラマ『フレンズ』などで知られるアメリカの俳優ジェニファー・アニストン。
子どもを欲しいかどうか詮索するメディアや世間の視線、体外受精の失敗など、妊娠を試みる間に直面した困難について口を開いた。
「私にとって、子どもを作ることは挑戦的な道だった」。アニストンは雑誌『アリューア』12月号のインタビューで語った。
アニストンは2000年から2005年までブラッド・ピットと、2015年から2017年までジャスティン・セローと結婚していた。彼女がいつ子どもを持つか、執拗なまでの推測が常につきまとっていた。
同誌に対し、アニストンは子どもを持つためにさまざまな努力をしたことを初めて告白。妊娠を試み、体外受精も経験したことを明かし、「何年も何年も何年も憶測が飛び交い…。本当に大変だった」と振り返った。
当時、自分の体がどう見えるか、それが何を意味するかについて、メディアの憶測が腹立たしかったと述べたアニストン。2016年には、ハフポストUS版に彼女が妊娠しているかどうか詮索するメディアと、そのことが女性に与える影響について寄稿。
「女性の価値が結婚や子どもがいるかどうかで、決められている」と強く感じていると述べ、次のようにつづっていた。
「パートナーや子どもがいてもいなくても人は完璧になれる。美しいかどうかは自分たちで決めるものです」
「完璧になるために、結婚したり母親になったりする必要はありません。『幸福な未来』は自分で決めるべきものですから」
「隠すようなことは何もない」
『アリューア』誌のインタビューでは、自身が子どもを持たなかった理由について「利己的だ」「キャリアしか考えていない」という誤った見方があったことも指摘。
「成功した女性は子どもを持たないなんてことは決してない」と語った。
「世間は真実ではない物語を作るので、私は真実を伝えた方が良いかもしれない」「冬眠から覚めたような気分。隠すようなことは何もない」と続けた。
アニストンは現在53歳。以前よりも「今の自分が一番いいと思っている」と述べ、自身が経験したチャレンジに感謝していると語った。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆編集しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ジェニファー・アニストン、不妊治療の経験を明かす。子どもいない理由を探られ続けた苦しみと今の心境語る