半世紀以上身体を洗わなかったことから、「世界一汚い男性」と呼ばれていたイランのアモウ・ハジさんが、94歳で亡くなったと現地メディアなどが報じた。
BBCは、国営イラン通信の報道として、ハジさんは10月23日に亡くなり、「数カ月前に圧力に屈して身体を洗った」「その直後から体調を崩した」などと伝えている。
ハジさんは、病気になるのを恐れ、半世紀以上にわたって石けんと水を使うことを拒んでいた。イラン南部ファルス州の村に住んでおり、村人たちが彼を清潔にしようとするのをこれまで避けてきたという。
The Guardianは、その理由について、「彼は若い頃に『感情的な挫折』を経験し、それにより洗うことを拒否するようになった」という村人の話を伝えている。
FOX newsによると、ハジさんは2013年に「The Strange Life of Amou Haji(アモウ・ハジのおかしな人生)」というドキュメンタリー映画まで制作されたという。
https://twitter.com/TelegraphWorld/status/1584978436317392900?ref_src=twsrc%5Etfw
The Telegraphは、ハジさんが一度に5本のタバコを吸ったり、家畜のふんを金属製の配管で吸ったりする行動が好奇の対象になっていたと伝えている。また、2022年初めに首都テヘランの医師団がハジさんを診察したところ、健康であることを確認したと報道されていたという。
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「半世紀身体を洗わなかった」男性が死去。数カ月前に身体を洗った後、体調を崩していた。イラン