ロシアのプーチン大統領の号令で進むウクライナ侵攻のための予備役兵動員が、フィギュアスケートやサッカーなどの有名スポーツ選手にも及び、ロシア国内で波紋を呼んでいる。
ロシアのスポーツメディア「マッチTV」によると、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手が金、宇野昌磨選手が銀だった2018年の平昌五輪で7位入賞を果たしたドミトリー・アリエフ選手(23)や、21年のロシア選手権で2位のマカール・イグナトフ選手(22)が招集令状を受け取った。
これを受け、ロシアのフィギュアスケート連盟がスポーツ省に、招集が延期できないかを問い合わせているという。フィギュア選手のトレーナーを務めるタチアナ・ミーシナ氏は、「まだ招集令状を受け取っていない人も、招集延期に必要な書類を手元に用意しておく必要がある」とコメントしている。
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