今日27日(火)、太陽系最大の惑星である「木星」が「衝(しょう)」を迎え、見頃となります。
「衝」とは、太陽系の天体が地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。太陽が沈むころに東の空から昇り、日の出の頃に西の空に沈むため、一晩中みることができます。
衝の頃の木星は約マイナス3等の明るさで輝き、星空の中でも大きな存在感を放ちます。
西から雨雲の範囲が東に移動し、夜は中部や近畿を中心に雨が降る予想です。そのほか東北から九州にかけて雲が広がり、すっきりとした空で木星を鑑賞するのは難しそうです。
関東南部や静岡県もだんだんと雲が広がりますが、早い時間であれば沿岸中心に見られるところがあるとみられます。
北海道、沖縄などでは晴れて輝く木星が楽しめそうです。
木星のまわりには「土星」や、みなみのうお座の1等星「フォーマルハウト」も輝いているので、前後の晴れた日にはぜひ空を見上げてお楽しみください。
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参考資料など
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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見上げてみて!「木星」が見頃。27日に迎える「衝」とは?【解説】