2022/09/21 10:31 ウェザーニュース
今まさに出荷最盛期を迎えているシャインマスカット。2011年に市場にデビュー以降、あっという間に人気品種となり、今年はついに栽培面積で首位を独占していた巨峰を抜いて1位となりました。
これほどの人気を誇るシャインマスカットは他のぶどうと異なり、見た目から甘さがわかるそうです。詳しい話を、山梨県のぶどう狩り園の「久保田園」四代目、久保田雅史さんに伺いました。
甘さの手がかりは色
山梨県は、シャインマスカットの生産量1位で、2021年から1割以上も栽培面積が拡大し、生産量が増えているそうです。
「シャインマスカットの人気はますます高まっていて、うちの園でもシャインマスカット狩りを希望する方が非常に増えています。
シャインマスカットと言えば、鮮やかなエメラルドグリーンの美しい粒の色が思い浮かぶと思います。確かに緑色は美しいのですが、甘い粒を食べたいなら、グリーンよりもより熟成が進んでいる黄色いものを選んでください。シャインマスカットは粒の色で甘さの目安が判断できます」(久保田さん)
冒頭の写真で見ても、ついつい色鮮やかなエメラルドグリーン色になっている右の方を選びたくなりますが、食べ比べてみるとびっくり。確かに黄色っぽくなっている左の方が甘みが断然強かったのです。
色によって甘さの目安が分かるカラーチャートまであります。
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