金曜ロードショー(日テレ系)で9月16日に放送される、映画『マスク』(1994年)。ジム・キャリーさん演じる銀行員の主人公スタンリーが謎のマスクと出合い、不思議な力を手に入れて大騒動を繰り広げる、不朽のコメディー作品だ。
マスクを着けて緑の怪人に変身するスタンリーは、一度目にしたら忘れられないほどの強いインパクトがある。
イギリス出身の人気歌手アデルさんは以前、ハロウィーンに合わせ、『マスク』に登場する緑の怪人になりきった仮装姿を公開して話題を呼んだ。
アデルさんは2016年、自身のInstagramにモノクロの写真を投稿。上下のスーツを身にまとってポーズを決め、おどけた表情をしている。大小さまざまな水玉のデザインのネクタイやハットは作中のスタンリーの衣装にそっくりで、こだわりぶりが垣間見える。
怪人になりきった姿に、アデルさんの面影はほとんどない。米誌Peopleは、「右手に“Angelo”(アンジェロ、アデルさんの息子の名前)というタトゥーが入っていることから、ファンたちはマスクの奥にいる真の姿がアデルだと見抜いたようだ」と分析している。
“本家”であるジム・キャリーさんも、アデルさんの見事な仮装姿に大満足していたようだ。
キャリーさんはTwitterで、アデルさんに対し「あなたのローディー(アーティストのアシスタントスタッフ)に扮装しました。あなたのことが大好きです」との熱いメッセージと、仮装した写真をシェアした。
仮装に全力投球するアデルさん。2015年の自らの誕生日には、歌手ジョージ・マイケルさん(2016年に53歳で死去)に本気で扮した姿を披露していた。
チャック・ラッセル監督による映画『マスク』(原題:The Mask)は1994年に製作された。スタンリーが夢中になるヒロイン・ティナは、『メリーに首ったけ』『ホリデイ』などで知られるキャメロン・ディアスさんが演じた。ディアスさんにとって『マスク』は映画デビュー作。
キャリーさんは、95年のゴールデングローブ賞・最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた。日本語吹き替え版では、キャリーさん演じるスタンリーの声は山寺宏一さんが担当している。
続編となる『マスク2』(原題:Son of the Mask、ローレンス・ガターマン監督)も2005年に製作され、キャリーさんに代わり『スクリーム』シリーズで知られるジェイミー・ケネディさんが主演を務めた。
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映画『マスク』のジム・キャリーになりきったアデルの仮装が衝撃的。“本家”も大喜び【画像比較】