Appleが開発中と噂されている「AR/VRゴーグル」について、同製品らしき商標がAppleの関連企業から申請されていることが明らかになりました。
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Appleは、同社初のAR/VRゴーグルの発表に向け、さまざまな商標申請手続きを開始したようです。海外経済紙「Bloomberg」の報道によると、Appleに関連する企業が「Reality One」「Reality Pro」「Reality Processor」などの名称を申請しているとのこと。
Appleが「Reality」という名称を考えていたことは、2017年に「Bloomberg」がAppleが「rOS」または「realityOS」に取り組んでいると初めて報じたときから知られていました。さらに2019年、Appleは「RealityKit」という名前の開発者向けフレームワークを公開し、ARサービスの作成を支援しています。
今回申請された「Reality One」や「Reality Pro」という名称を、Appleが正式採用する保証という保証はありません。しかし「Reality One」という候補の名前が、この分野での初のApple製品であることを示していることは間違いないでしょう。
テック系メディア「9to5Mac」によれば、このApple初のゴーグル型デバイスは、大衆向け製品というよりも技術デモに近いハイエンドなデバイスで、価格は2000ドル(約28万円)程度になるとのこと。ハード面では、超高解像度ディスプレイを2つ搭載し、多数のカメラとセンサーを装備するとされています。
「9to5Mac」は、「Reality Processor」については、デバイスのために設計されたAppleシリコンを指していると予測しています。このチップは2022年の「MacBook Air」に搭載されたM2チップに類似していると予想されており、画像処理を管理するための特別なコプロセッサも搭載されるとのことです。
著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、このAR/VRゴーグルは2023年の1月に発表される可能性が高いと予測していました。
開発者ツールはイベント後、2～4週間以内に公開され、第2四半期には予約注文が開始されるとのこと。発売開始に関しては、WWDC 2023の前になるとしています。