訪問日時:2022/08/10 11:51
今日は個人的に注目している店に行く。
麺屋ルリカケス。
その店名を見て、即座に奄美大島とさだまさしが
頭に浮かんだ。
昔、ルリカケス ラムという奄美大島のラム酒を
手に入れて、とても気に入っていたのと、
学生当時よく聞いたさだまさしのアルバムに
「胡桃の日」という曲があり、その中に
ルリカケス が出てくる。
それでルリカケスという鳥を知った、
という2つの事象。
店主さんは奄美大島出身だそうだ。
先人のレポートで見る醤油そばの画が
名物の鶏飯オマージュというのがすぐにわかり、
ラーメンとしては初めての試みだし、
早く行きたいとは思いつつ、
塩そばの登場を待っていた。
鶏飯は塩味がいいんじゃないかな~
とおぼろげに思っていたけど、
塩そばは鶏飯のスタイルとはかけ離れていた。
まあ、醤油そばは素直に気になってたし、
いってみましょ。
並んでないんだね。
ドアを開けると、
10席のL字型カウンターには
4人の先客(後客0)。
券売機の横を見ると、商品説明。
この8日から鶏つけそばも始まっている。
それも気になりながら、
醤油そばを購入し、
太麺でお願いした。
店主さんと助手さんの2人体制。
にこやかで感じいいね。
2番めで6分後到着。
デフォルトとは言え、
具が豪勢な感じ。
チャーシュー2枚、細切りメンマ、青ねぎ、
錦糸卵、鶏胸肉ほぐし。
いいね、この辺が鶏飯オマージュなんだよなあ。
スープをすすって、びっくり。
ウンメ!
鶏を3種に鰹節。
舌の両側が少しだけ「キュ」となる
微々たる酸味による収斂性を感じていると、
甘みと醤油の香りが襲ってくる。
このスープは・・・好き。
手もみが入ったような自家製麺を、
ウ(⦿⦿)マ~~~!!!
故郷の郷土料理『鶏飯』を
ラーメンに落とし込むイメージで作っています。
黒さつま鶏、さつま赤鶏に天草大王も合わせた鶏スープに
備長炭直火焼本節、花鰹、羅臼昆布の出汁を合わせます。
鶏主体でなく、節が香るイメージです!
ということだけど、
それ以上の思いと味が伝わる。
いや、麺とスープの相性が抜群だね。
うまいわー。
チャーシューは、
鹿児島産もも肉と肩ロース。
両方とても美味しい。
厚みもあって、食感もいいし、
低温調理でもこんなに美味しくできるんだね、
メンマは細い仕上がり。
これがまたいいのなんのって。
食感も味もナイス。
鶏飯具材の錦糸卵と胸肉も
とても合う。
っていうかこのそばに必須。
そしてスープまで完食。
満足。
麺を2種類使っているようだし
塩そばよりも気になりながら店をあとにした。
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実食感想
実食メニュー:醤油そば850円
スープの種類:鶏鰹清湯
麺の種類:中太縮れ
具:チャーシュー、メンマ、青ねぎ、鶏肉、錦糸卵
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★★
チャーシュー評価:★★★★.★
メンマ評価:★★★★★
再訪問希望度:★★★★★
総合評価:★★★★★
ひとこと:無骨な感じもすばらしかったです。
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オリジナルサイトで読む : ぼぶのラーメン紀行
麺屋 ルリカケス@木場(醤油そば)