7月2日、KDDI(au)で大規模な通信障害が発生しました。今回は、このような通信障害への対策方法や備えについて解説します。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:カオナシガジェット【元携帯ショップ店長】,KDDI,povo,日本通信
2022年7月2日(土) 01時35分頃からKDDIのサービスで音声通話およびデータ通信が利用しづらい状況が発生していました。通信障害に影響を受けたのは、au、UQ mobile、povoなどのau回線利用事業者と契約しているユーザーです。
当然、通信障害の間は通話、LINE、SNS、電車の乗換検索などの多くのことが出来なくなってしまいます。なお、復旧作業が終了したのは7月4日(月)の夕方頃でした。
今回はKDDIで通信障害が発生しましたが、他の通信キャリアでも通信障害が発生する可能性があります。実際、ここ数年の間にもドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルで通信障害やシステム障害が発生しています。
このような通信障害にも悩まされない効果的な方法があります。それは「デュアルSIM運用」をすることです。
デュアルSIM運用とは、1つのスマートフォンに2つの契約情報を入れることです。通信障害への備えとして考える場合は、回線の種類が違う通信会社を選びましょう。
デュアルSIM運用をすると、今回のようにau回線が使用できなくなっても他の回線でカバーすることができます。
ただし、デュアルSIM運用にもデメリットがあります。それは、ランニングコストが上がることです。しかし現在は、維持費が安い回線も存在しています。
楽天モバイルは現状、楽天回線とau回線を使用しています。そのため、サブ回線にはau回線以外がオススメです。
オススメは、日本通信の合理的シンプル290プランです。
このプランは毎月290円から回線を維持することができます。また月間の容量は1GBを使用することができます。
1GBはメイン回線としてはやや不安ですが、通信障害の保険としては十分な量です。もし容量が足りなくても1GB(220円)で容量を増やすこともできます。
ただし、「合理的シンプル290プラン」では、手数料として3,300円が発生する点には注意してください。(SIMカード・eSIMで初期手数料は同じです。)
オリジナルサイトで読む : AppBank
au通信障害でも「困らなかった人」がやっていた対策方法