ウェザーニュースは、梅雨の必須アイテム「傘」について、スマホアプリ「ウェザーニュース」利用者を対象にアンケート調査を行いました。
折りたたみ傘の所有率は神奈川や東京など首都圏で高く、また電車移動が多い都府県とおおむね一致していました。
首都圏ほど高い所有率
「折りたたみ傘」の所有率は全国平均で72%でした。
都道府県別に所有率の高い順にみてみると、トップは神奈川県(88%)、次いで東京都(86%)、京都府(80%)でした。そのほか、人口の多い都市を含む都府県が上位にランクインしました。
所有率の低い県は、四国太平洋側や沖縄など大雨に見舞われることの多い県を含みます。それらの県は「長い傘」の使用頻度が高く、強い雨には大きい傘で備える方が多いとみられます。
通勤手段との相関が良好
折りたたみ傘をよく使用する理由として、「長傘だと混雑した電車で邪魔にならないか気になる」(神奈川)という回答が見られました。
そこで、主な移動手段として「電車・バス」の割合が多い都道府県を見てみたところ、折りたたみ傘の所有率の高い都府県と対応していました。
折りたたみ傘を敬遠する側の声として、「たたむのが面倒」「小さくて濡れる」などある中、雨の降り方や通勤スタイルなど地域ごとに、それぞれが最適なアイテムを選択していることがわかりました。傘を味方に、今年も憂鬱な雨の季節を乗り切りましょう。
【関連記事】
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
折りたたみ傘の所有率ってどれくらいか知ってる?持っている人が多い地域、少ない県は?