左から広瀬アリス、仲間由紀恵(東スポWeb)
芸能界で「体調不良」のニュースが連続している。
先月下旬には女優の広瀬アリス(27)が今秋上演予定だった舞台「劇団☆新感線『薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー』」を降板。本人はツイッターで「ここ数年とにかく前を見て駆け抜けてきたのですが どうやらちょこっとお休みが必要のようです」「自分の身体は丈夫だから合間に寝れば大丈夫!と過信していました。それでやってこれた部分もあったので。少しずつ自分の身体に違和感を覚えて」などとつづっている。
広瀬と言えば、「関ジャニ∞」大倉忠義(36)との交際報道で知られるが、その大倉も同29日に右低音障害型難聴と両側耳鳴りのため一定期間、活動を休止すると発表した。
ジャニーズ公式サイトによると「主な症状としましては、低音の聞き取りづらさや、耳鳴りなどがございます。再発を繰り返すと悪化する恐れがあることから、医師より、一定期間休養すべきとの指導をいただきました」。約1年半前から耳鳴りの症状が出始め、定期的に通院していたが、4月になって症状が悪化した。
公式サイトでは大倉の性格を踏まえた上で「その責任感の強さ故、本人の自覚以上に疲労が蓄積していたことは否めません」としている。
女優の仲間由紀恵(42)も同30日放送のフジテレビ「ミュージックフェア」を体調不良で、出演を取りやめた。同局の永島優美アナが代役をつとめ「今週は仲間由紀恵さんが体調不良ということでお休みです」と紹介。仲間はNHKの朝ドラ「ちむどんどん」で、女優の黒島結菜(25)演じるヒロインの母役を演じている。
同じ日には元SKE48でタレントの松井珠理奈(25)も当面の活動休止を発表。所属事務所の公式サイトで「松井珠理奈は、体調不良が続いており、静養に専念するため、当面の間活動を休止させていただくことをご報告申し上げます」と公表。松井はSKEの中心メンバーとして活躍し、2018年の第10回AKB48世界選抜総選挙で1位を獲得。19年に体調不良で休養したことがあった。
全員に共通しているのは、仕事に真面目なことだ。芸能プロ関係者は「広瀬さんを筆頭にストイック。自分の求める理想像があり、そこに向かって妥協しない」と語る。
朝ドラや舞台の仕事が入ると、連日の長時間拘束はザラ。その合間に別の仕事を入れるという殺人的なスケジュールとなる。
「台本も覚えなければならず、睡眠時間は取れない。精神的なプレッシャーも大きい。某大女優は『体力的にしんどい」という理由で、連ドラと舞台のオファーはすべて断っている」(同)
人気女優であればあるほど、休みを嫌う傾向もある。「自分の代わりはいくらでもいる」と考え、休み日はソワソワ。〝仕事が安定剤〟のようになってしまうという。
俳優やタレントを預かる事務所側の対応も変わった。中堅芸能プロ関係者の話。
「芸能人の心身のケアが求められる時代になった。一昨年には三浦春馬さんや竹内結子さんらトップ俳優が相次いで亡くなり、社会問題になった。事務所側も『何か起きたあとでは遅い』と危機意識を持つようになり、タレント側も不調を声に出しやすくなった」
昨年5月、女優の深田恭子(39)が適応障害による体調不良で休養に入った際は、所属事務所のホリプロが決まっていた連ドラの仕事をすぐに降板させ、治療に専念させた。
芸能人の〝休養報道〟は預かる事務所側が細心の注意を払っていることの裏返しでもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1284a5e6738ab540b52ab7e19b0040d1de483e29
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