だが一方で、週刊文春には記事を読んだ女性たちからの告発が相次いでおり、その中でも不倫の末、妊娠中絶に至ったケースがあることがわかった。
鹿児島県在住のB子さんは、瀬下との不倫関係の末、15年に妊娠。だがそれを瀬下に告げると、瀬下は、
「堕ろしてくれ。育てる金がない。俺に家族がいるのを知って不倫したお前も悪い。嫁がお前を訴えて負債を抱えることになる」
などと言い、妊娠中絶を求めた。最終的に中絶を決心したB子さんだが、立ち会うはずの瀬下は仕事を理由に現れず、後日、B子さんの口座に手術費10万円を送金したのみだったという。B子さんはその後、心身に不調をきたしている。
また、12年から不倫関係にあった大阪府在住のC子さんは、瀬下との暴力的な性交などの末、恐怖を感じ、「結婚して北海道に移住した」として縁を切った。
瀬下は、「週刊文春」の取材に対し、B子さんの妊娠中絶の事実を認め、
「それは本当に申し訳ないと思ってます」
と答えた。だが、手術費10万円しか払わなかったという点については、
「結構痛手(な額)ではありました」
と、それ以上の額を支払ったと主張。また、C子さんとの暴力的な性交については、合意の上だったと主張した。その上で瀬下は語った。
「もう……芸人に見切りつけようかな。次(に記事が)出たら芸人やめると決めていた。目茶苦茶やってきたからまた出てくるだろうし」
所属事務所の吉本興業は、小誌の取材に対し、「プライベートについては回答を差し控えます」とした。
B子さん、C子さん本人の証言や瀬下との関係の詳細、瀬下と記者との問答など、詳しくは4月13日(水)12時から配信中の「 週刊文春 電子版 」、および4月14日(木)発売の「週刊文春」で報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年4月21日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/2578be35e18c8b1f71576689aab3b5edd0c024f8
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