震度3以上が4回も起きた4月4日。震源は千葉県北西部など3カ所

昨日4日(月)は地震が頻発し、震度3以上が1日で4回発生しました。3月中旬あたりから地震の多い状況が続いていますので、改めて地震対策の確認などが必要です。

石川県能登と福島県では震度4の揺れ

昨日10時26分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.3、深さ約10kmの地震が発生し、石川県珠洲市で震度4を観測。そのわずか2分後にもほぼ同じ震源でマグニチュード4.1の地震が起きて最大震度3を観測しています。

夕方を過ぎた19時29分頃には福島県沖でマグニチュード5.1、深さ約40kmの地震が発生して、福島県いわき市と大熊町で最大震度4の揺れに見舞われました。

さらに夜遅くなって22時30分頃に千葉県北西部でマグニチュード4.7、深さ約60kmの地震が発生。東京都から神奈川県、千葉県を中心とした広い範囲で震度3を観測しています。

1日に震度3以上の地震が4回以上発生するのは今年3月16日以来です。ただ、この時は福島県沖の大きな地震とその余震でした。震源が3ヶ所以上のケースに限定すると、昨年5月16日以来となります。

3月中旬以降は地震の多い状況が続いていて、震度3以上の回数は3月14～20日の1週間で11回、先週3月28日～4月3日も7回発生しています。

昨日発生した地震はいずれも最近の活動が活発な領域で、石川県能登地方は昨春から長期間に渡って活動が継続している状況です。

一連の地震活動が今後の大きな地震につながるかはわかりません。日本列島はいつ強い揺れに見舞われてもおかしくありませんので、定期的に地震対策を確認を行うようにしてください。
» 最新の地震情報をアプリで見る

【関連記事】