4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」です。
自閉症(自閉スペクトラム症、ASD)とは発達障害の1つで、社会的なコミュニケーションや対人関係の困難さや、こだわりの強さといった特徴があります。
1969年から続くアメリカの人気子ども番組『セサミストリート』には多様性豊かなキャラクターが登場しますが、そのなかの一人、オレンジ色の髪をした女の子「ジュリア」は自閉症の特性のあるキャラクターです。
セサミストリート公式サイトのジュリアの紹介動画では、ジュリアに初めて会ったビッグバードが、お絵描きに夢中な彼女に話しかけても無視されてしまい、戸惑う様子が映し出されます。
その後、エルモとアビーが、ジュリアには自閉症という特性があり、
「何か聞かれてもすぐに答えられないことがある」
「期待している返事をしてくれないこともある」
「みんなと少しやり方が違うけれど、それがジュリアスタイル。みんなで遊ぶことが大好きで、自分が自閉症だということをわかってほしいと思っている」
と、ビッグバードに伝えます。
#SeeAmazing
世界自閉症啓発デーの4月2日、セサミストリートの公式Twitterは「私たちは、すべての子どもたちが自分の素晴らしさを誇り、輝き続けられるよう、今月を自閉症受容月間 (Autism Acceptance Month)としてさまざまなリソースやメッセージを発信します」と投稿。
今日は #世界自閉症啓発デー !
私たちは、すべての子どもたちが自分の素晴らしさを誇り、輝き続けられるよう、今月を自閉症受容月間 (Autism Acceptance Month)としてさまざまなリソースやメッセージを発信します。#SeeAmazing#ジュリアpic.twitter.com/wJyAmLtQF5
— セサミストリート公式 (@sesamejapan) April 2, 2022
また、世界自閉症啓発デーに合わせて、日本では初公開となるセサミストリートの「ジュリアのヘアカット」が配信。自閉症の特性からヘアカットが苦手なジュリアを、エルモやアビーらがサポートするエピソードです。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
知っていますか? セサミストリートのジュリアは自閉症の特性のある女の子です