3月29日に高知競馬場で開かれたレース直後に、タヌキらしき動物がコース上に乱入する一幕があった。
乱入があったのは、第8レース「第2回カチ上げ杯特別B-2」。
高知競馬の動画によると、ゴール直後、出走馬たちが減速しながらコーナーにさしかかったところ、コース上にタヌキらしき動物が待ち構えていた。
迷い込んだ“タヌキ”は、コースを横切ってインコースに向かおうとしたが、迫りくる出走馬に気付いたのか、立ち止まった。
その間、出走馬と騎手たちは“タヌキ”にぶつからずに脇をすり抜け、トラブルや事故とはならなかった。
映像では、“タヌキ”に気付いた騎手が、通り過ぎた後に思わず振り返る様子も確認できる。
レースの視聴者がこの乱入をTwitterで報告すると、「レース中じゃなくてよかった」「たぬきが出走したのか」などと反響が広がった。
レースは、アイメイドイット(赤岡修騎手)が1着、コウエイバクシン(郷間勇騎手)が2着、ピアシングステア(永森大騎手)が3着だった。
高知競馬の担当者は「映像に映り込むことは少ないですが、柵がしてあるわけではないのでネコやタヌキ、ハクビシンなどが入り込むことはあります。馬場の中央に池があるカモやサギなどもきます」と説明。これまでにトラブルになったことはないという。
※第8レースのスタートは4:32:47ごろ
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高知競馬のレース直後に「タヌキ」が乱入。騎手も思わず後ろを振り返る