Appleイベントで登場しなかった新型「Mac mini」の今後について、テック系メディア「9to5Mac」が情報筋からのリークを共有しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Mac ,MacRumors
上位モデルの新型「Mac mini」は当初、3月9日に行われたAppleイベントで発表されると予測されていました。しかしこのイベントでは代わりに「Mac Studio」が登場し、「Mac mini」は登場せず。そのため、Mac mini」の上位モデルは未だにインテル製チップ搭載のまま取り残されています。
これについて「9to5Mac」が得た情報筋からのリークによれば、AppleはM1 Pro/Maxチップを搭載した上位モデルの「Mac mini」を投入する計画があったものの、「Mac Studio」の登場により廃止されたとのこと。
ただし、これは「Mac mini」の終わりを意味するものではありません。「9to5Mac」は新たに、Appleが新チップ「M2」及び「M2 Pro」を搭載した2種類の新型「Mac mini」を開発しているという情報を得たそうです。
この情報によれば、この新型「Mac mini」のM2搭載モデルは、コードネーム「J473」と呼ばれています。M2チップは「Staten」と呼ばれており、A15チップをベースにしているとのこと。なお、現行のM1チップはA14チップがベースです。M2のCPUは8コアで、GPUは10コアに増えています。
さらに、AppleはM2 Proチップを搭載した新型「Mac mini」(コードネームはJ474)の開発にも取り組んでおり、M2 Proには12コアCPUを搭載したバリエーションが用意されているそうです。ただし現在のところ、M2 MaxまたはUltraチップを搭載したバージョンがリリースされる予定はないとのこと。
また、テック系メディア「MacRumors」は、Appleは今年後半にM2搭載「Mac mini」を発表し、インテル搭載モデルを段階的に廃止するのではないかと指摘しています。これらを総合すると、AppleはM2及びM2 Pro搭載の「Mac mini」を発表し、そのタイミングでインテル搭載「Mac mini」を廃止、という流れが考えられます。
なお、経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、Appleは6月のWWDC22で、新しいAppleシリコンを搭載したMacを発表する可能性がある、と予測していました。「9to5Mac」は、このタイミングで新しい「Mac mini」も登場するかもしれない、と示唆しています。
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